腱鞘炎とは、腱とそれを覆う腱鞘が炎症を起こすことによる疾患で、関節の動きに伴う痛みやしびれが特徴的です。特に手の動きを伴う作業を繰り返すことで発症するケースが多いです。

腱鞘は、腱（筋肉が骨に付着する部分の線維構造）を取り囲む袋状の構造であり、腱の滑りをスムーズにし、摩擦を低減させる役割を持ちます。

腱が骨や他の組織に摩擦せずに効率的に動作するためには、この腱鞘の存在が不可欠です。

腱鞘の主な役割は、腱の摩擦を減少させることです。腱が反復的な動作や高い負荷下で動く際、摩擦が生じると腱の損傷や炎症が生じるリスクが高まります。

この腱鞘に炎症を生じ、痛みや動かしにくさ、腫れといった症状があらわれるのが腱鞘炎なのです。

腱鞘炎の原因としては以下のようなことが挙げられます：

1.繰り返しの動作や過度な負荷、不自然な手の使い方による腱の過度な摩耗

多くの原因がこれにあたります。

手を使う仕事や趣味・スポーツなどにより、繰り返し負担を受け続けると腱が普段に耐える為太くなり、腱鞘との摩擦が増え痛みにつながります。

2.骨盤や背骨の歪みからくる全身のバランスの乱れ、これらは手や手首に過度な負荷をもたらします。

特に骨盤の歪みが大きな影響を及ぼします。

骨盤が開くことにより、連動して肩甲骨が外に広がり、いわゆる巻肩の姿勢になっていきます。

その為、腕全体も内側に巻き込まれていき、手を使う動作により大きな負担を与えます。

3.精神的ストレスや生活習慣の乱れ、冷えなどによる血行不良

血行不良は筋肉の柔軟性を低下させ、強張った筋肉が神経を圧迫し痛みを生じさせやすくなります。

また、回復を遅らせる原因にもなります。

4.関節や筋肉の柔軟性が低下し、日常の動きに支障をきたす

主に加齢などの理由により、筋肉の柔軟性の低下や関節の可動域に制限されると、普段通りの生活であっても負担を受ける場合があります。

米子市のみどり整体では、整体の理論に基づき、患者様の体の歪みやバランスの乱れ、生活習慣や心の状態をトータルに診断します。症状の根本的な原因を特定し、それに応じた施術を行います。

腱鞘炎の場合も、体全体のバランスを整え、関節や筋肉の柔軟性を取り戻すことが重要です。

特に、骨盤の歪みや背骨の捩れなどは腱鞘炎だけでなく様々な症状の元となりますので、重点的にチェックします。

また、日常生活での手の使い方や生活習慣のアドバイスも行い、再発を予防します。

米子市のみどり整体では、患者様の日常生活を豊かにすることをコンセプトに、腱鞘炎の改善を全力でサポートさせていただきます。安心してお任せください。米子市で腱鞘炎にお悩みの方は、ぜひみどり整体にご来院ください。