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五十肩のリハビリでは何をする?痛みの時期に合わせた進め方

五十肩のリハビリでは何をする?痛みの時期に合わせた進め方

「五十肩のリハビリでは何をするの?」

「痛いのに肩を動かしても大丈夫?」

「病院でリハビリを受けた方がいい?」

「腕が上がるようになったら筋トレを始めてもいい?」

 

五十肩によって肩の痛みや動かしにくさが続くと、整形外科などでリハビリを勧められることがあります。

 

リハビリという言葉を聞くと、

 

「肩を痛いところまで伸ばす」

「固まった肩を無理やり動かす」

 

といったイメージを持っている方もいるかもしれません。

 

しかし、五十肩のリハビリは、単に肩を柔らかくするためだけに行うものではありません。

 

状態に応じて、

 

・痛みの程度を確認する

・肩関節の動きを評価する

・肩甲骨や背中の動きを見る

・必要な範囲で肩を動かす

・筋力を取り戻す

・仕事や家事に必要な動作を練習する

 

などを段階的に行います。

 

特に重要なのは、

 

「五十肩だから最初から全員同じリハビリをするわけではない」

 

ということです。

 

今回は米子市のみどり整体米子院が、五十肩のリハビリではどのようなことを行うのか、時期によって何が変わるのか、リハビリを進める際の注意点について解説します。

 

 

◯五十肩にリハビリは必要?

 

五十肩だからといって、すべての方が同じ内容・同じ期間のリハビリを必要とするわけではありません。

 

しかし、

 

・肩の動きが大きく制限されている

・日常生活に支障が出ている

・痛みが落ち着いても肩の硬さが残っている

・腕を使う量が減って筋力が低下している

・医師から運動療法を勧められた

 

場合などには、リハビリが選択肢になります。

 

リハビリの目的は、

 

「痛みを取ること」だけではなく「生活に必要な肩の機能を取り戻すこと」

 

です。

 

 

◯五十肩のリハビリは誰が行う?

 

整形外科などの医療機関では、医師の診断や指示のもとで、理学療法士などのリハビリ専門職が対応することがあります。

 

理学療法士は国家資格を持ち、

 

・関節の動き

・筋力

・身体の使い方

・日常生活動作

 

などを評価しながら運動療法などを行います。

 

五十肩に似た症状でも別の病気が隠れていることがあるため、医療機関のリハビリでは診断を踏まえて進められることが大きな特徴です。

 

リハビリを始める前に「本当に五十肩か」の確認が重要

 

肩が上がらないからといって、すべて五十肩とは限りません。

 

例えば、

 

・腱板断裂

・石灰沈着性腱板炎

・骨折

・脱臼

・首からの神経症状

 

などでも肩を動かしにくくなることがあります。

 

そのため、明らかな外傷がある場合や急に筋力が低下した場合などは、自己流のリハビリを始める前に整形外科で状態を確認することが重要です。

 

 

◯五十肩のリハビリでは最初に何を見る?

 

リハビリでは、いきなり肩を動かすだけではありません。

 

まず、

 

・いつから痛いか

・夜間痛があるか

・安静時にも痛むか

・どの方向へ動かしにくいか

・日常生活で何に困っているか

・仕事で肩をどの程度使うか

 

などを確認します。

 

さらに身体の状態に応じて、肩関節や周辺の動きを詳しく評価していきます。

 

「腕が何度上がるか」を確認する

 

肩のリハビリでは、腕がどこまで上がるかを確認することがあります。

 

例えば、

 

・前から腕を上げる

・横から上げる

・肩を外側へひねる

・背中側へ手を回す

 

などです。

 

しかし、目的は単に角度を測ることではありません。

 

どの方向で特に動きが制限されているのか

 

を確認することで、現在の肩の状態を把握します。

 

「自分で動かす」と「動かしてもらう」の違いを見る

 

肩の評価では、

 

自動運動

=自分の力で肩を動かす

 

他動運動

=身体の力を抜き、他者に肩を動かしてもらう

 

という違いを見ることがあります。

 

例えば、自分では上がらないのに他動では比較的動くのか、それとも他動でも肩そのものが硬いのかによって確認したいことが変わります。

 

ただし、この違いだけで病名を自己判断することはできません。

 

 

◯肩甲骨の動きも確認する

 

腕を頭の上へ上げる動作では、肩関節だけが動いているわけではありません。

 

肩甲骨も連動しています。

 

五十肩によって肩関節が硬くなると、

 

・肩を大きくすくめる

・肩甲骨を早い段階から大きく動かす

 

ことで補うことがあります。

 

リハビリでは、こうした動きも確認します。

 

背中や胸郭の動きも関係する

 

腕を上げるときには、

 

・背中

・胸郭

・肩甲骨

 

なども連動します。

 

そのため、五十肩のリハビリだからといって肩関節だけを見るとは限りません。

 

例えば背中が動きにくく、腕を上げる動作全体が行いにくくなっている場合には、その部分も評価することがあります。

 

ただし、

 

「背中が硬いことが五十肩の原因」

 

と単純に決めるわけではありません。

 

首の状態を確認する場合もある

 

肩の痛みと思っていても、首から出る神経が関係して腕へ症状が出る場合があります。

 

特に、

 

・指までしびれる

・手の感覚がおかしい

・握力が低下している

・首を動かすと腕へ痛みが走る

 

場合には、肩だけを見るのではなく首や神経の状態も確認する必要があります。

 

 

◯五十肩のリハビリは時期によって内容が変わる

 

五十肩では、経過によって痛みや硬さの程度が変化します。

 

そのため、

 

最初から最後まで同じリハビリを繰り返す

 

わけではありません。

 

大きく考えると、

 

1. 痛みが強い時期

2. 肩の硬さが目立つ時期

3. 動きが戻ってくる時期

4. 日常生活・仕事・運動へ戻す時期

 

のように、状態に合わせて目的を変えていきます。

 

もちろん、全員が明確にこの順番で進むわけではありません。

 

痛みが強い時期のリハビリの目的

 

夜間痛や安静時痛が強い時期では、

 

「とにかく可動域を広げる」ことを最優先にしない

 

場合があります。

 

この時期は、

 

・痛みを悪化させる動作を確認する

・楽な腕の位置を探す

・必要以上に肩を動かさなくなることを防ぐ

・無理のない範囲で身体を動かす

 

などを考えます。

 

痛みを我慢して毎回限界まで肩を動かす必要はありません。

 

痛みが強い時期に無理やり関節を動かさない

 

肩が硬いと、

 

「早く動かさないともっと固まる」

 

と焦ってしまうことがあります。

 

しかし、痛みが非常に強い状態で、毎回強い痛みを出しながら関節を押し込むことが適切とは限りません。

 

リハビリ後に、

 

・夜間痛が大きく増える

・何時間もズキズキする

・翌日さらに動かしにくい

 

場合には、刺激量の見直しが必要です。

 

 

◯痛みが強い時期は「肩を休ませる方法」もリハビリの一部

 

リハビリというと運動ばかりを想像しますが、

 

・腕をどの位置に置けば楽か

・寝るときにどう支えるか

・日中どの動作を一時的に調整するか

 

などを考えることもあります。

 

肩をまったく使わないという意味ではなく、必要以上の刺激を避けながら生活できる方法を探すことが目的です。

 

硬さが目立つ時期のリハビリ

 

強い痛みが少し落ち着いてくると、

 

「痛くはないけれど肩が上がらない」

 

という状態になることがあります。

 

この段階では、肩関節の動きを少しずつ取り戻すことがリハビリの中心になる場合があります。

 

例えば、

 

・自分で肩を動かす

・反対側の腕で補助する

・理学療法士が関節を動かす

・肩甲骨や背中を動かす

 

などです。

 

 

◯関節可動域訓練とは?

 

リハビリでは、肩を動かせる範囲を維持・改善する目的で関節可動域訓練を行うことがあります。

 

難しい言葉に聞こえますが、簡単に言えば、

 

肩を無理のない範囲でさまざまな方向へ動かしていく練習

 

です。

 

重要なのは、力任せに可動域を広げることではありません。

 

現在の痛みや硬さを確認しながら少しずつ進めます。

 

理学療法士が肩を動かすこともある

 

患者さんが身体の力を抜いた状態で、理学療法士などが肩関節をゆっくり動かす場合があります。

 

自分で動かす場合とは違い、

 

・どこで動きが止まるか

・痛みがどの位置で出るか

・肩甲骨がいつ動き始めるか

 

などを確認できます。

 

ただし、

 

強く押し込めば押し込むほどリハビリ効果が高い

 

というものではありません。

 

 

◯リハビリ中に痛みが出ても大丈夫?

 

多少の張り感や違和感を伴う運動が行われる場合はあります。

 

しかし、

 

・激しい痛み

・鋭く刺すような痛み

・運動後も長時間続く強い痛み

 

を毎回我慢する必要はありません。

 

痛みが出た場合は、

 

「リハビリだから仕方ない」

 

と思わず担当者へ伝えましょう。

 

「リハビリは痛いほど効く」は正しくありません

 

五十肩について、

 

「固まった関節をはがすには痛みを我慢する必要がある」

 

というイメージを持つ方もいます。

 

しかし、痛みを出すこと自体が目的ではありません。

 

適切な刺激量は、肩の状態によって変わります。

 

特に夜間痛が強い場合は、強すぎる刺激に注意が必要です。

 

リハビリで肩甲骨を動かす理由

 

肩関節が動きにくいと、肩甲骨の動き方も変化する場合があります。

 

そこで、

 

・肩甲骨を前後へ動かす

・上下へ動かす

・腕の動きと肩甲骨の連動を確認する

 

ことがあります。

 

目的は、

 

「肩甲骨をはがすこと」ではありません。

 

肩関節と肩甲骨が無理なく協力して動ける状態を目指します。

 

 

◯「肩甲骨はがし」とリハビリは同じ?

 

同じとは限りません。

 

「肩甲骨はがし」という言葉は施術施設などで広く使われていますが、医学的なリハビリでは、

 

・肩関節の状態

・筋力

・肩甲骨の動き

・痛み

 

などを評価しながら必要な運動を選択します。

 

肩甲骨だけを大きく動かせば五十肩が改善するというものではありません。

 

肩の動きが戻ってきたら筋力も確認する

 

五十肩の症状が長く続くと、痛い腕を使う量が減ります。

 

そのため、

 

・肩周辺

・上腕

・肩甲骨周辺

 

などの筋力が低下している場合があります。

 

肩が動き始めたら、必要に応じて筋力も評価します。

 

五十肩のリハビリで筋トレをすることもある

 

肩の状態が落ち着いてくると、

 

・腕を上げる

・外へひねる

・物を持つ

 

ために必要な筋力を戻す運動を行うことがあります。

 

ただし、

 

筋トレは五十肩のリハビリ初日から全員が行うものではありません。

 

肩の痛みや動きに応じて開始時期や負荷を調整します。

 

重いダンベルから始める必要はありません

 

筋力を戻したいからといって、最初から重いダンベルを使用する必要はありません。

 

状態によっては、

 

・腕そのものの重さ

・軽いゴムバンド

・非常に軽い負荷

 

から始める場合があります。

 

大切なのは、

 

重さではなく正確に動かせること

 

です。

 

 

◯インナーマッスルを鍛えれば五十肩は治る?

 

肩には腱板と呼ばれる筋肉群があり、肩関節を安定させる役割があります。

 

そのためリハビリで腱板周辺の筋力運動を行う場合があります。

 

しかし、

 

「インナーマッスルが弱かったから五十肩になった」

「インナーマッスルを鍛えれば五十肩が治る」

 

と単純に考えることはできません。

 

筋力訓練は、回復過程で必要な機能を戻すための一つの方法です。

 

リハビリでゴムバンドを使うこともある

 

肩の筋力運動では、ゴムバンドを使う場合があります。

 

ゴムの抵抗を利用して、

 

・肩を外へひねる

・内側へひねる

・肩甲骨周辺を使う

 

などの運動を行うことがあります。

 

ただし、自己判断で強いゴムへ変更すると負荷が大きくなります。

 

担当者から指定された強度や回数を基本にしましょう。

 

肩のリハビリでは「筋力」と「可動域」は別に見る

 

腕が上がらないと、

 

「筋力がないから」

 

と思う方がいます。

 

しかし、

 

・関節が硬くて上がらない

・痛くて上げられない

・筋力が低下して上げにくい

 

など、理由はさまざまです。

 

そのためリハビリでは、

 

柔軟性を上げればよいのか、筋力を戻す必要があるのか

 

を分けて考えます。

 

動かせる範囲が広がっただけでは終わらない

 

リハビリで腕が頭まで上がるようになっても、

 

・重い物を持てない

・高い場所で作業を続けられない

・すぐ肩が疲れる

 

のであれば、仕事や生活上ではまだ困る場合があります。

 

そのため後半のリハビリでは、実際に必要な活動へ対応できるかも確認していきます。

 

五十肩のリハビリでは日常生活動作も確認する

 

リハビリの目的は、病院のベッド上で腕を上げられるようになることだけではありません。

 

実際には、

 

・着替える

・髪を洗う

・家事をする

・運転する

・仕事をする

 

必要があります。

 

そのため、患者さんがどの動作へ戻りたいのかを確認してリハビリ目標を設定することがあります。

 

「肩を180度上げる」だけを目標にしなくていい

 

可動域の数値は状態を確認するために役立ちます。

 

しかし患者さんにとって重要なのは、

 

・自分で服を着られる

・洗髪できる

・仕事へ戻れる

 

など、実際の生活機能です。

 

そのため、

 

「180度上がらないからリハビリ失敗」

 

というものではありません。

 

五十肩リハビリの目標は具体的にすると分かりやすい

 

例えば、

 

「肩を治したい」

 

だけではなく、

 

・自分で髪を結びたい

・ゴルフへ戻りたい

・高い棚の商品を扱いたい

・介護の仕事へ戻りたい

 

などと目標を決めると、必要な機能が分かりやすくなります。

 

リハビリ内容も目的によって変わります。

 

デスクワークへ戻るためのリハビリ

 

デスクワークでは大きく腕を上げなくても、

 

・マウス操作

・キーボード

・長時間の座位

 

などで肩周辺が疲れる場合があります。

 

リハビリでは肩の可動域だけではなく、長時間作業を続けられるかも重要です。

 

机や肘掛けを利用し、腕の重さを支える工夫を行うこともあります。

 

高い場所で作業する仕事では別の準備が必要

 

製造業や建設業、品出しなどでは、

 

肩より高い位置で腕を使う

 

ことがあります。

 

このような仕事では、

 

・腕を上まで上げられる

・その姿勢を維持できる

・繰り返し動かせる

・必要な力を出せる

 

ことが必要です。

 

病院で一度腕が上がっただけで、すぐ通常業務へ戻れるとは限りません。

 

介護職では「腕を上げる」以外の能力も必要

 

介護の仕事では、

 

・支える

・引く

・押す

・移乗介助

 

などで肩へ負荷がかかります。

 

そのためリハビリでは、仕事で必要になる力や動作を確認しながら復帰を考えることがあります。

 

痛みだけを基準に復帰を決めないことも大切です。

 

米子市では運転への復帰も重要

 

米子市では、通勤や買い物などで車を利用する方も多いと思います。

 

肩のリハビリでは、

 

・ハンドルを十分に回せるか

・シートベルトを扱えるか

・周囲を確認する動作ができるか

 

なども生活上重要になります。

 

肩の動きが極端に制限され、安全なハンドル操作ができない場合は無理に運転しないようにしましょう。

 

ゴルフへ戻るためのリハビリ

 

五十肩を経験した方から、

 

「ゴルフはいつからできますか?」

 

と相談されることがあります。

 

ゴルフでは、

 

・肩を大きく動かす

・身体を回旋する

・クラブを振る

 

必要があります。

 

そのため、

 

短いスイング

軽い練習

通常のショット

ラウンド

 

というように段階的に戻す場合があります。

 

いきなり以前と同じ量の練習を再開する必要はありません。

 

水泳へ戻る場合も肩の可動域だけでは決まらない

 

水泳では肩を繰り返し大きく動かします。

 

一回腕を回せても、何百回も同じ動きを繰り返せるとは限りません。

 

そのため競技や運動へ戻る際には、

 

反復しても症状が悪化しないか

 

を見ることも重要です。

 

 

◯自宅で行うリハビリも大切

 

医療機関でリハビリを受けていても、自宅で行う運動を指導される場合があります。

 

通院日だけ肩を動かすのではなく、適切な範囲で継続的に運動するためです。

 

ただし、自宅運動は、

 

教えてもらった内容を正しく行う

 

ことが重要です。

 

自宅リハビリは多くやれば早く良くなる?

 

必ずしもそうではありません。

 

例えば、

 

「10回行ってください」

 

と指導された運動を、

 

「早く治したいから100回やろう」

 

と増やす必要はありません。

 

多すぎる運動量によって夜間痛などが強くなる可能性があります。

 

リハビリを1日休んだから2日分やる必要はない

 

自宅運動を1日できなかった場合、

 

「昨日の分もまとめて倍やろう」

 

とする必要はありません。

 

肩の状態を確認しながら通常の内容へ戻しましょう。

 

リハビリは宿題の量を消化することが目的ではありません。

 

 

◯YouTubeのリハビリを追加してもいい?

 

現在病院でリハビリを受けている方が、

 

「動画で良さそうな運動を見つけた」

 

と自己流でメニューを増やすことがあります。

 

しかし、今の肩の状態を確認して選ばれた運動と、インターネット上の一般的な運動では目的が異なる場合があります。

 

まず担当の理学療法士などへ相談することをおすすめします。

 

リハビリを何種類もやる必要はありません

 

「たくさんの運動をすれば早く治りそう」

 

と思う方もいます。

 

しかし、

 

・可動域運動10種類

・筋トレ10種類

・ストレッチ10種類

 

を毎日行う必要はありません。

 

必要な運動を絞り、身体の変化に合わせて内容を入れ替えていく方が分かりやすい場合があります。

 

 

◯リハビリは週に何回行う?

 

リハビリの頻度は、

 

・症状の程度

・医師の治療方針

・リハビリ内容

・自宅運動

・医療機関の体制

 

などによって異なります。

 

そのため、

 

「五十肩は週3回リハビリすれば治る」

 

と一律には言えません。

 

担当医やリハビリスタッフと相談しながら決めます。

 

 

◯リハビリは何か月続ければいい?

 

これも個人差があります。

 

・痛みが強い方

・肩が大きく硬くなっている方

・仕事で高い機能を必要とする方

 

では必要な期間が異なります。

 

また、医療保険で行うリハビリには制度上の取り扱いもあります。

 

「○か月で必ず終了」と考えるより、現在の目標に対してどこまで回復しているかを確認しましょう。

 

 

◯リハビリで良くなっているかは何で判断する?

 

五十肩のリハビリでは、

 

・可動域

・痛み

・筋力

・生活動作

 

などを確認します。

 

例えば、

 

「腕が10度高く上がった」

 

だけでなく、

 

「以前できなかった動作ができるようになった」

 

ことも大切な変化です。

 

数値だけでは分からない改善もある

 

肩の角度が大きく変わっていなくても、

 

・夜に眠れる

・上着を着やすい

・腕を長く使える

 

という変化が出ることがあります。

 

逆に角度が改善しても、仕事で長く腕を使えない場合は、まだリハビリ目標が残っていることがあります。

 

リハビリ後はその日の夜も確認する

 

リハビリ直後に、

 

「今日はよく動いた」

 

と感じても、その日の夜に強い痛みが出る場合があります。

 

そのため、

 

・リハビリ直後

・数時間後

・夜間

・翌朝

 

の状態を担当者へ伝えることも重要です。

 

翌日まで強く痛む場合は担当者へ伝える

 

リハビリ後に、

 

「翌日までいつもよりかなり痛かった」

 

場合は、そのことを次回必ず伝えましょう。

 

運動量や関節への刺激を調整するための大切な情報になります。

 

「頑張った証拠」

 

として毎回我慢する必要はありません。

 

 

◯五十肩のリハビリで一時的に調子が悪い日もある

 

五十肩の経過は毎日一直線とは限りません。

 

リハビリを続けていても、

 

「今日は少し動かしにくい」

 

という日がある場合があります。

 

1日だけの変化でリハビリが失敗したとは判断せず、数週間単位の経過を見ることも大切です。

 

リハビリをしているのにどんどん悪化する場合

 

一方、

 

・可動域が継続的に低下する

・痛みが急速に強くなる

・明らかな筋力低下が出る

 

場合には、

 

「リハビリをもっと頑張ればいい」

 

とは限りません。

 

診断や治療方針を再確認する必要があることがあります。

 

医師へ現在の変化を伝えましょう。

 

 

◯五十肩で注射後にリハビリをすることもある

 

五十肩では、症状に応じて医師が注射治療を検討することがあります。

 

痛みが軽減して動かしやすくなったタイミングで、リハビリを進める場合もあります。

 

ただし、

 

注射で痛くなくなったから急に最大まで動かす

 

必要はありません。

 

医師や理学療法士の指示に沿って進めましょう。

 

関節内へ生理食塩水などを注入する治療が検討される場合もある

 

五十肩・凍結肩では、症状や医療機関によって関節への処置が検討される場合があります。

 

しかし、すべての方へ必要な治療ではありません。

 

適応や方法については整形外科医が判断します。

 

整体院でこうした医療行為を行うことはできません。

 

リハビリだけで改善しない場合は別の治療が検討されることもある

 

保存的な治療やリハビリを続けても強い可動域制限が残る場合、状態によって医師が別の治療方法を検討することがあります。

 

重要なのは、

 

「リハビリが効かない=もっと強く肩を動かす」

 

と自己判断しないことです。

 

経過が思わしくない場合は、整形外科で現在の状態を再評価してもらいましょう。

 

 

◯五十肩で手術が必要になることはある?

 

五十肩の多くでは保存的な治療が検討されますが、非常に強い可動域制限が長く残る場合などに、医師が手術的な治療を検討するケースもあります。

 

ただし、五十肩だからすぐ手術になるわけではありません。

 

治療方法は症状や経過を踏まえて専門医が判断します。

 

リハビリ中でも急な筋力低下には注意

 

五十肩のリハビリを受けていても、

 

・急に腕を持ち上げられなくなった

・物を持つ力が急に落ちた

 

場合には注意が必要です。

 

単なる五十肩の硬さではなく、腱板や神経など別の問題が関係している可能性があります。

 

担当医へ相談してください。

 

手や指のしびれが強くなった場合

 

五十肩では肩から上腕周辺に痛みを感じることがありますが、

 

・指先までしびれる

・手の感覚が低下する

・握力が落ちる

 

場合には、首や末梢神経なども確認する必要があります。

 

肩のリハビリだけを続けて様子を見ないようにしましょう。

 

発熱や肩の強い腫れがある場合はリハビリを中止して相談

 

肩が、

 

・赤い

・強く腫れている

・熱を持っている

 

うえに発熱などがある場合は、一般的な五十肩だけとは限りません。

 

感染症などを確認する必要があるため、通常のリハビリを続けるのではなく医療機関へ相談してください。

 

転倒後に肩が急に動かなくなった場合

 

リハビリ中に転倒し、

 

「肩が急に動かなくなった」

 

という場合は、以前からの五十肩が悪化しただけとは限りません。

 

・骨折

・脱臼

・腱板損傷

 

などの可能性があります。

 

医療機関で確認しましょう。

 

胸痛や息苦しさを伴う肩痛はリハビリの対象と決めつけない

 

肩が痛くても、

 

・胸の圧迫感

・息苦しさ

・冷や汗

・吐き気

 

などを伴う場合には、肩関節以外の問題が関係する可能性があります。

 

五十肩のリハビリをして様子を見る状況ではありません。

 

速やかな医療評価が必要になることがあります。

 

 

◯五十肩のリハビリが終了する目安は?

 

リハビリ終了のタイミングは患者さんによって異なります。

 

例えば、

 

・日常生活でほとんど困らなくなった

・必要な可動域が戻った

・自宅で運動を継続できる

・仕事や趣味へ復帰できた

 

などを確認します。

 

「肩が180度まで上がったら終了」という一つの数字だけで決まるわけではありません。

 

◯リハビリ終了後も運動は必要?

 

リハビリが終了した後に、自宅で継続する運動を案内される場合があります。

 

ただし、

 

一生同じリハビリを毎日続けなければ肩が再び固まる

 

と考える必要はありません。

 

日常生活や運動の中で自然に肩を使える状態へ戻していくことも大切です。

 

リハビリ終了前に聞いておきたいこと

 

終了が近づいたら、

 

・今後続ける運動は何か

・どのくらいの頻度で行うか

・筋トレを増やしてよいか

・仕事やスポーツで注意すること

・どんな症状が出たら再受診するか

 

を確認しておくと安心です。

 

自分で肩の状態を管理できるようになることもリハビリの重要な目標です。

 

 

◯病院のリハビリと整体は同じ?

 

病院のリハビリと整体では役割が異なります。

 

病院のリハビリ

 

医師の診断や指示に基づいて、理学療法士などが、

 

・可動域

・筋力

・動作能力

 

を評価し、運動療法などを行います。

 

整体

 

身体の動きや日常生活上の負担について確認し、手技などを行う施設があります。

 

整体院では医療機関のリハビリと同じ役割を担うものではなく、五十肩や腱板断裂などを医学的に診断することもできません。

 

 

◯病院でリハビリ中でも整体へ行っていい?

 

病院で治療やリハビリを受けながら、整体を利用する方もいます。

 

その場合は、

 

・医師から受けている診断

・現在の治療

・理学療法士から教わった運動

・動作制限

 

などを整体院側にも伝えましょう。

 

特に、

 

「今はこの方向へ強く動かさないでください」

 

など医療機関から指示を受けている場合は、その内容を優先してください。

 

 

◯病院と整体で違うことを言われたら?

 

医療機関で受けている指示と整体院での説明が大きく異なる場合は、自己判断で医療上の制限を無視しないようにしましょう。

 

特に、

 

・外傷後

・手術後

・腱板損傷などがある

 

場合は、主治医やリハビリ担当者からの指示を優先することが重要です。

 

みどり整体米子院ではリハビリ内容を確認したうえで対応します

 

五十肩でご相談いただく方の中には、

 

「整形外科でリハビリを受けています」

「家で運動するように言われたけれど、仕事をすると肩がつらい」

「リハビリ後に腕は上がるようになったけれど、肩をすくめてしまう」

 

という方もいらっしゃいます。

 

みどり整体米子院では、すでに医療機関でリハビリを受けている場合、

 

・医師からどのような説明を受けているか

・理学療法士からどのような運動を指導されているか

・現在どの方向へ肩を動かしにくいか

・仕事や家事でどの動作が困るか

・夜間痛が残っているか

 

などを確認します。

 

そして、

 

・肩関節

・肩甲骨

・背中

・首

・肘

 

などの動きを必要に応じて確認します。

 

ただし、みどり整体米子院で行うことは、病院での医学的なリハビリの代わりではありません。

 

医療機関で治療方針や運動制限が決められている場合は、その内容を尊重して対応します。

 

また、

 

・急な筋力低下

・転倒後の強い肩痛

・手指の強いしびれ

・発熱や強い腫れ

 

などがある場合には、整体より医療機関での再評価を優先します。

 

リハビリの目的は「誰かに動かしてもらい続けること」ではありません

 

リハビリを受けていると、

 

「毎回先生に肩を動かしてもらえば良くなる」

 

と思うことがあります。

 

専門職による施術が役立つ場合はありますが、リハビリでは最終的に、

 

・自分で肩を動かす

・日常生活で使う

・必要な運動を自分で行う

・肩への負荷を調整する

 

ことも重要です。

 

自分で管理できることを少しずつ増やしていくことが、リハビリの大きな目的の一つです。

 

 

◯「治してもらう」から「使える肩へ戻す」へ

 

五十肩のリハビリでは、最初は痛みや硬さへの対応が中心になることがあります。

 

しかし回復してくるにつれて、

 

「どこが痛いか」

 

だけではなく、

 

「この肩を使って何ができるか」

 

が重要になってきます。

 

肩を動かす

必要な筋力を取り戻す

生活動作へ戻す

仕事や趣味へ戻す

 

というように、リハビリの目的も変化していきます。

 

 

◯まとめ|五十肩のリハビリは時期に合わせて「動き・筋力・生活機能」を戻していく

 

今回は、五十肩とリハビリについて解説しました。

 

五十肩のリハビリでは、

 

・痛みの程度を確認する

・自分で動かせる範囲を確認する

・他動での肩関節の動きを確認する

・肩甲骨や背中の動きも評価する

・痛みが強い時期は無理に可動域を広げない

・硬さが目立つ時期には少しずつ動きを取り戻す

・動きが戻ったら必要な筋力を回復させる

・最終的に仕事や家事、趣味に必要な動作へ戻す

・自宅運動を自己判断で増やしすぎない

・リハビリ後の夜や翌日の反応も確認する

 

ことが大切です。

 

五十肩のリハビリは、

 

痛い肩を無理やり動かす

一気に柔らかくする

 

というものではありません。

 

大切なのは、

 

現在の状態を評価する

その時期に必要な運動を選ぶ

肩の反応を確認する

徐々に生活で使える機能を戻す

 

という流れです。

 

また、

 

・転倒後に急に肩が動かなくなった

・腕へ急に力が入らなくなった

・手や指の強いしびれがある

・肩が赤く腫れて発熱している

・胸痛や息苦しさを伴う

 

場合には、通常の五十肩のリハビリだけで対応する症状とは限りません。

 

自己流の運動や整体で様子を見ず、医療機関へ相談してください。

 

米子市で五十肩による肩の痛みや動かしにくさがあり、「リハビリでは何をするのかわからない」「病院でのリハビリ後も仕事で肩が使いにくい」「どの段階で筋力を戻せばいいかわからない」とお悩みの方は、医師や理学療法士からの指示を優先しながら、身体の動きについてはみどり整体米子院までお気軽にご相談ください。

みどり整体へのアクセス

TEL

みどり整体

院名みどり整体 米子院
住所〒683-0805
鳥取県米子市西福原1丁目1-43
アクセスJR富士見町駅から徒歩10分
駐車場駐車場完備
定休日日曜日・祝日
受付時間
9:00~12:00
14:00~19:00

▲水曜午後は休診の場合あり

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