妊活とは『妊娠活動』の略とされ、妊娠を望むカップルが赤ちゃんを授かるために行う行動全般を指す言葉です。

近年使われるようになった比較的新しい造語なので、明確な定義はないとされていますが、その分かりやすさから広く用いられるようになってきています。

専門的な不妊治療以外にも、体調管理や食事・生活習慣の改善、運動など様々なものが妊活に含まれるとされています。

これほど『妊活』という言葉が広まった背景には、やはりそれが必要とされているからでしょう。

妊娠する力、妊娠させる力を『妊孕性』(にんようせい)と言いますが、加齢とともに低下することがよく知られており、35歳を過ぎると女性は急激に、男性はゆっくりと衰えていくと言われています。

10代後半〜20代前半での結婚・出産が当たり前であった頃に比べて晩婚化の進んだ現代では、妊娠を望むスタートがそもそも遅いという面があります。

さらに、初潮を迎えてから最初の妊娠までの期間が長い事で子宮内膜症など母体のトラブルが増えるとされており、このことも晩婚化とあわせて妊娠に関するお悩みが増える要因となっているようです。

これらの事などから『妊活』の必要性は高まり続けているのです。

みどり整体では、妊活において骨盤がしっかりと整っていることが大切と考えます。

骨盤が開いて歪んでいると、整った状態と比べて流産しやすい傾向にあるため、そもそも妊娠しにくいという特徴があります。

骨盤は胎児を支えるものですから、仙腸関節と呼ばれる、仙骨と腸骨の繋ぎ目の動きに弾力があり、赤ちゃんが大きくなっていくのに合わせて適度に広がっていく必要があります。

この動きが硬いことで子宮の働きも悪くなると、みどり整体では考えています。

ですから、みどり整体における妊活とは、何よりも骨盤の歪みを整え、より妊娠しやすい体質を作ることなのです。

また、骨盤矯正以外にも冷え対策が大変重要です。

女性の体は、男性に比べて筋肉量が少なく体脂肪が多い事やホルモンバランスの変化などによって、男性よりも冷えやすいという特徴があります。

体温の上昇に大きな役割を果たす筋肉が少ない上、体脂肪は一度冷えると温まりにくいのです。

さらに、女性は外部からの衝撃から守ろうと腹部に脂肪がつきやすい為に、内臓まで冷えてしまう事が多々あります。

子宮が冷えてしまうと、働きが鈍くなる為多くの女性特有のトラブルを引き起こします。

生理不順やPMS(月経前症候群)などがよく知られていますが、不妊もそうした事が原因である場合があるのです。

みどり整体米子院では、骨盤矯正や冷え対策だけでなく、食事や生活習慣の改善についても様々なご提案が可能です。

妊活の一環として、痛みや怪我がない場合でも整体を受けることは非常に有効です。

また、女性に比べると効果はやや限定的ですが、男性に対しても整体は有効です。

妊娠を望みながらも、なかなか思いが実らない。

妊娠に向けて体調を整えたい。

そうした方々のお役に立てるよう、スタッフ一同全力で努めさせていただきますので、妊活をお考えの方はぜひ当院にご相談下さい。