内側側副靱帯損傷
膝の内側に鋭い痛みや不安定感を感じることはありませんか?
内側側副靱帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)は、膝周りのケガの中でも比較的多く見られる症状の一つです。
スポーツをする人はもちろん、日常生活の中でも起こりうるため、決して特別なケースではありません。
- 「以前は階段の昇り降りもなんなくこなせたのに、最近は膝がぐらついてしまう」
- 「スポーツ中に衝撃を受けた後からずっと膝の内側が痛む」
など、こうしたお悩みはありませんか?
その他にも、このようなことでお困りではありませんか?
- 膝の内側に鋭い痛みが走る
- 歩き始める時や階段の昇降時に膝がぐらつく、安定しない
- スポーツ中、膝に内側方向からの衝撃を受け、その後痛みが続く
- 膝が腫れている、あるいは内出血が確認できる
- 痛みや違和感のため、膝を思うように曲げ伸ばしできない
もしこれらの症状に心当たりがある場合、内側側副靱帯損傷の可能性があります。
しかし、このケガは適切なケアや施術を行うことで回復が期待できます。
放置することで慢性化や再発を招く恐れがあるため、できるだけ早い対処が肝心です。
内側側副靱帯損傷になってしまう原因は?|みどり整体
内側側副靱帯は、膝関節の内側にあり、関節を安定させる極めて重要な役割を担っています。
この靱帯が損傷してしまう主な原因は、膝が内側方向に強く押されたりひねられたりすることです。
以下に代表的な要因をまとめます。
1. スポーツ中の衝撃
サッカー、ラグビー、バスケットボール、スキーなど、切り返しや衝突、転倒が起こりやすいスポーツでは、膝に過度な負荷が加わることがあります。
特に相手選手との接触プレーで膝が内側に押されると、内側側副靱帯へのダメージにつながりやすいです。
2. 転倒や事故
日常生活における転倒、階段からの落下、あるいは交通事故など、突然の強い衝撃が膝に加わることで損傷が生じることがあります。
慣れない靴や段差に気づかずつまずくなど、身近なシーンでも起こり得ます。
3. 過度な負荷の蓄積
日々のランニングやジャンプなど、繰り返しの動作によって膝に慢性的なストレスがかかると、内側側副靱帯が弱体化します。
その結果、わずかな負担で損傷が生じることもあります。
4. 筋力・柔軟性の低下
太ももやお尻周りの筋力が不足している、もしくは関節や筋肉の柔軟性が低下していると、膝への負担を緩和できず、内側側副靱帯に直接的な負荷が集中します。
そのため、靱帯損傷のリスクが高まります。
内側側副靱帯損傷が改善しない理由|みどり整体
なかなか改善しない場合、その背景には以下のような要因が隠れていることがあります。
1. 早期対処の軽視
「軽い痛みだから大丈夫」と放置すると、ダメージが蓄積されやすくなります。
靱帯はある程度の自己修復能力を備えていますが、初期段階で適切なケアを行わないと、回復力が低下してしまいます。
2. 膝への負担が減っていない
日常生活やスポーツで引き続き膝に負荷をかければ、損傷箇所は回復するチャンスを失います。
特に休むべき時期に無理を続けると、痛みや不安定感が長引く原因になります。
3. 骨盤や姿勢の歪み
膝に生じる問題は、しばしば骨盤や背骨など、全身バランスの乱れが元になっていることがあります。
骨盤が歪んでいると、歩行や運動時の重心が偏り、特定の箇所に余計な力が集中するのです。
その結果、内側側副靱帯にも過大な負荷がかかり、回復が妨げられます。
4. 適切なリハビリ不足
損傷後には、筋力や柔軟性を取り戻すための適切なリハビリが不可欠です。
これを怠ると膝周りの筋肉や関節は本来の機能を十分に発揮できず、再発・慢性化を招く可能性が高まります。
内側側副靱帯損傷の改善方法|みどり整体
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせ、最適なケアを提供します。損傷の度合いやライフスタイル、競技レベルなどを考慮し、以下のようなアプローチを行います。
軽傷の場合
• 安静:過度な動きを避け、膝への負荷を軽減します。サポーターやテーピングを使用していただくと、日常生活での安定性が向上します。
• アイシング:痛みや腫れを抑えるために冷却は有効ですが、過度な冷却は筋肉を硬化させ、回復を妨げる場合があります。
適度な時間と頻度を守る必要があります。
当院では、膝だけでなく骨盤や姿勢、体幹のバランスにも注目します。
膝の痛みをかばう動作は、足首や股関節、反対側の脚、さらには肩や背骨など、全身に影響を及ぼします。
そのため、みどり整体米子院では全身調整を行い、関節への負担軽減や自己回復力の向上を目指します。
骨盤を中心としたアプローチにより、根本原因に働きかけ、再発を予防します。
重症の場合
痛みや炎症が強い、あるいは靱帯が完全に断裂している場合は、専門の医療機関での精密検査が必要です。
• 装具療法:膝を固定し、靱帯の回復をサポートします。
• 手術療法:完全断裂の場合は手術が選択肢となります。手術後は適切なリハビリと全身調整により、機能回復と再発予防を図ることが重要です。
みどり整体米子院では、手術後や病院での治療後の回復をサポートします。
痛みや腫れが落ち着いてきた時期に、適切なリハビリや整体施術を受けることで、膝関節周囲の柔軟性・筋力・バランスが改善し、復帰までの時間が短縮される可能性があります。
また、自宅でのセルフケア方法をお伝えし、患者様ご自身が積極的に健康を維持できるようサポートします。
内側側副靱帯損傷が治るまでの期間|みどり整体
回復までの期間は損傷の程度、年齢、体質、日常生活の工夫、さらにはセルフケアや整体によるサポートによって大きく変わります。
軽傷の場合
適切なケアを行えば、約2〜4週間程度で改善が期待できます。
安静やサポーターの活用、そして骨盤矯正を含む全身的な施術を組み合わせることで、回復を加速させることが可能です。
中〜重症の場合
約4〜8週間ほどの施術・ケア期間が必要となるケースが多く、手術を伴うような重度の損傷では3〜6ヶ月程度に及ぶこともあります。
装具療法や専門的なリハビリと併用し、焦らず着実に回復を図ることが大切です。
当院では、長期的な視点で施術を行い、患者様が安心して回復に専念できる環境を整えています。
当院での内側側副靱帯損傷へのアプローチ|米子市 みどり整体
みどり整体米子院では、豊富な経験と専門知識を有する整体師が、患者様の状態を丁寧にヒアリング・検査し、一人ひとりに合った施術プランを立てます。
膝の痛みはその場しのぎでなく、骨盤や姿勢、そして全身のバランスを整えることで、根本改善が可能です。
また、施術後には再発予防のための日常生活での注意点やセルフケア方法をお伝えしています。
これにより、患者様は自分自身の身体と向き合い、自宅でも適切なコンディショニングを行うことができるようになります。
膝の痛み、特に内側側副靱帯損傷でお困りの方は、ぜひ一度、みどり整体米子院へご相談ください。
私たちは、患者様が健康的で快適な日常生活を取り戻せるよう、真摯にサポートいたします。

執筆者:
みどり整体 米子院 院長 西村 大介
そもそもは趣味の為でした。
レース出場も視野に入れてサイクリングに取り組んでいましたが、なにせ働きながらハードなトレーニングをするものですから、疲れます。
体のダメージや疲労を、速やかに回復させる手段としてセルフマッサージを学び始めたのがきっかけでした。
そして、セルフケアでは対処しきれない状態になった頃、初めてプロのマッサージを受けた時の衝撃は今でも覚えています。
その技術を自分自身で身につけたいと思ったのもその時です。
整体の技術は整体道と言っても過言では無いほど奥の深いものです。
学ぶ程に分からない事や疑問が出てきます。
それらを1つずつクリアしていくのが楽しく、やり甲斐でもあります。
自身の学びが、他の誰かのお役に立てるなら、これに勝る喜びはありません。
みどり整体へのアクセス
院名 | みどり整体 米子院 |
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住所 | 〒683-0805 鳥取県米子市西福原1丁目1-43 |
アクセス | JR富士見町駅から徒歩10分 |
駐車場 | 駐車場完備 |
定休日 | 水曜日・日曜午後 |
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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