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坐骨神経痛のリハビリでは何をする?運動療法や歩行練習・進め方

坐骨神経痛のリハビリでは何をする?運動療法や歩行練習・進め方

「坐骨神経痛のリハビリでは何をする?」

「痛みやしびれがあっても運動して大丈夫?」

「病院のリハビリはどのくらい続ける?」

「手術後はどんなリハビリをするの?」

 

坐骨神経痛のように、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれがある場合、整形外科などでリハビリを勧められることがあります。

 

リハビリというと、

 

「腰を伸ばすストレッチをする」

「筋トレをする」

 

というイメージを持つ方も多いかもしれません。

 

しかし実際には、症状や診断によって、

 

・筋力の確認

・関節の動きの確認

・歩行の確認

・日常生活動作の練習

・運動療法

・仕事へ戻るための動作練習

 

など、さまざまな内容が検討されます。

 

大切なのは、

 

「坐骨神経痛だから全員同じ運動をする」わけではない

 

ということです。

 

今回は米子市のみどり整体米子院が、坐骨神経痛に対するリハビリの目的や内容、進め方、注意したい症状について解説します。

 

坐骨神経痛にリハビリは必要?

 

すべての坐骨神経痛に必ずリハビリが必要というわけではありません。

 

ただし、

 

・痛みやしびれで身体を動かしにくい

・歩く距離が短くなった

・長期間動く量が減っている

・脚の筋力が低下している

・病院から運動療法を勧められた

・手術後に身体機能を戻す必要がある

 

場合などには、リハビリが行われることがあります。

 

リハビリの目的は単に、

 

「痛い場所を治す」

 

ことだけではありません。

 

日常生活や仕事、趣味などへ安全に戻るために、身体機能を確認していくことも重要な目的です。

 

病院のリハビリは誰が行う?

 

整形外科などでは、医師の診断や指示に基づいて、理学療法士などがリハビリを担当することがあります。

 

理学療法士は国家資格を持つリハビリテーション専門職です。

 

身体の、

 

・動き

・筋力

・歩行

・バランス

・日常生活動作

 

などを評価し、患者さんの状態に応じて運動療法などを行います。

 

施設によってリハビリ体制や内容は異なります。

 

坐骨神経痛のリハビリでは最初に何を確認する?

 

リハビリでは、最初から運動を何種類も行うとは限りません。

 

まず、

 

・症状が出る場所

・痛みやしびれの強さ

・どの姿勢で悪化するか

・どの程度歩けるか

・座っていられる時間

・脚へ力が入るか

・感覚に左右差がないか

 

などを確認します。

 

そのうえで、

 

今どのような活動に困っているのか

 

を整理します。

 

「坐骨神経痛があります」だけではリハビリ内容は決まらない

 

同じ坐骨神経痛でも、困っていることは人によって違います。

 

例えば、

 

Aさん

 

デスクワークで30分座ると脚がしびれる。

 

Bさん

 

歩くと5分程度でふくらはぎがつらくなる。

 

Cさん

 

手術後で脚に力が入りにくく、階段が不安。

 

この3人では、必要なリハビリ内容が同じとは限りません。

 

そのため、

 

病名だけでなく「生活の中で何ができないのか」

 

を確認することが重要です。

 

リハビリでは脚の筋力を確認する

 

坐骨神経痛では、神経への影響によって脚の筋力が低下する場合があります。

 

そのため、

 

・股関節

・膝

・足首

・足指

 

などの力を確認することがあります。

 

特に、

 

・足首を上へ持ち上げる

・つま先立ちをする

・膝を伸ばす

 

などの動作で左右差を確認する場合があります。

 

筋力低下の程度によっては、リハビリだけでなく医師による再評価が必要になることもあります。

 

足首が上がりにくい場合は特に確認が必要

 

歩いているときに、

 

「つま先が床へ引っかかる」

「スリッパが脱げやすい」

 

という場合、足首を持ち上げる筋力が低下している可能性があります。

 

そのままにすると転倒につながることがあります。

 

リハビリでは、

 

・足首の動き

・筋力

・歩き方

 

などを確認し、必要に応じて対策を検討します。

 

ただし、筋力低下が急速に進んでいる場合は、リハビリを続ける前に医師へ相談することが重要です。

 

リハビリでは感覚も確認する

 

坐骨神経痛では、

 

「右足だけ触られた感じが弱い」

 

などの感覚変化が出ることがあります。

 

そのため、

 

・太もも

・すね

・ふくらはぎ

・足の甲

・足裏

 

などの感覚に違いがないか確認することがあります。

 

感覚が鈍い場合は、

 

・転倒

・やけど

・傷

 

などに気づきにくくなることもあるため注意が必要です。

 

腰だけでなく股関節や膝も確認する

 

坐骨神経痛は腰から出る神経が関係しているケースがありますが、リハビリで腰だけを見るとは限りません。

 

歩く、立つ、しゃがむといった動作では、

 

・股関節

・膝

・足首

 

も使います。

 

そのため、身体全体の動きを確認し、

 

症状を避けるために別の部分へ負担が集中していないか

 

を見ることがあります。

 

坐骨神経痛のリハビリ① 運動療法

 

リハビリで中心となることがあるのが運動療法です。

 

運動療法では、

 

・身体を動かせる範囲を保つ

・筋力を維持・回復する

・歩行能力を高める

・日常動作を行いやすくする

 

ことなどを目的に運動を行います。

 

ただし、

 

「腰を鍛えれば坐骨神経痛が治る」

 

という単純なものではありません。

 

診断や症状に応じて運動の内容や強度を調整します。

 

坐骨神経痛のリハビリ② 体幹の運動

 

腰周辺や体幹を使う運動が取り入れられることがあります。

 

例えば、

 

・腹部周辺

・背部

・骨盤周辺

 

を無理のない範囲で使う運動です。

 

目的は、

 

腰を固めて動かなくすることではありません。

 

身体を動かすときに必要な力を保つことや、生活動作を行いやすくすることを考えます。

 

「体幹が弱いから坐骨神経痛になった」とは限らない

 

リハビリで体幹運動を行うと、

 

「自分は腹筋が弱かったから坐骨神経痛になったんだ」

 

と思う方もいます。

 

しかし、坐骨神経痛の原因を体幹筋力だけで説明することはできません。

 

体幹運動は、

 

現在の身体機能を高めるための一つの方法

 

として考えましょう。

 

坐骨神経痛のリハビリ③ お尻や脚の筋力トレーニング

 

症状が続いて活動量が落ちると、

 

・お尻

・太もも

・ふくらはぎ

 

などの筋力が低下することがあります。

 

そのため状態に応じて、

 

・立ち上がり

・脚を動かす運動

・かかとの上げ下げ

 

など、日常動作につながる運動を行うことがあります。

 

大切なのは、

 

筋肉を大きくすることだけが目的ではない

 

ということです。

 

歩く、階段を上る、仕事をするなど、生活に必要な能力を戻すことが目的です。

 

坐骨神経痛のリハビリ④ 歩行練習

 

坐骨神経痛では、

 

「歩くと脚が痛くなる」

「しびれが怖くて歩かなくなった」

 

という方もいます。

 

その場合、リハビリで歩行を確認することがあります。

 

例えば、

 

・歩幅

・歩行速度

・左右への体重移動

・つま先の引っかかり

・歩くと症状がどう変化するか

 

などです。

 

必要に応じて、歩く時間や距離を調整します。

 

歩行練習は「限界まで歩く」ものではありません

 

歩行能力を戻すために、

 

「痛みを我慢して長距離を歩けばいい」

 

わけではありません。

 

例えば、

 

5分で強い症状が出る方へ、

 

「30分我慢して歩きましょう」

 

という進め方が必ず適切とは限りません。

 

リハビリでは、

 

・どの程度なら歩けるか

・休憩するとどうなるか

・翌日に悪化しないか

 

などを確認しながら進めます。

 

脊柱管狭窄症では歩行能力が重要になることがある

 

腰部脊柱管狭窄症では、

 

「歩くと脚がしびれ、休むとまた歩ける」

 

という症状がみられることがあります。

 

その場合のリハビリでは、

 

・現在歩ける距離

・休憩方法

・歩行姿勢

・下肢筋力

 

などを確認することがあります。

 

単に、

 

「もっと歩きましょう」

 

と量だけを増やすのではなく、生活に必要な歩行能力を考えて進めます。

 

坐骨神経痛のリハビリ⑤ 立ち上がり練習

 

椅子から立つ動作が難しくなっている場合には、立ち上がり動作を確認することがあります。

 

例えば、

 

・手を使わず立てるか

・左右どちらかへ偏っていないか

・足の位置

・立った瞬間に症状が出るか

 

などです。

 

「正しい立ち方」を一つに決めるのではなく、安全で行いやすい方法を探すことが目的です。

 

坐骨神経痛のリハビリ⑥ 階段練習

 

坐骨神経痛や手術後では、

 

「階段が怖い」

 

という方もいます。

 

特に、

 

・脚へ力が入りにくい

・バランスに不安がある

・片脚へ体重をかけにくい

 

場合です。

 

リハビリでは、

 

・手すり

・足の運び

・一段ずつ上がる方法

 

などを確認しながら、安全に階段を使えるよう練習することがあります。

 

坐骨神経痛のリハビリ⑦ バランス練習

 

神経症状や活動量の低下によって、バランス能力が落ちる場合があります。

 

特に、

 

・高齢の方

・足の感覚が鈍い方

・筋力が低下している方

 

では転倒予防も重要です。

 

リハビリでは必要に応じて、

 

・立位バランス

・方向転換

・歩き始め

 

などを確認します。

 

「転ばないこと」もリハビリの重要な目的

 

リハビリというと、

 

「痛みを減らす」

 

ことだけを考えやすいですが、

 

安全に生活できること

 

も大切です。

 

例えば、足首が上がりにくい方では痛みが減っていても転倒リスクが高い場合があります。

 

そのため、

 

・歩行補助具

・靴

・家の中の環境

 

などを検討することもあります。

 

杖を使うのは悪いこと?

 

坐骨神経痛や脊柱管狭窄症で歩行が不安定な場合に、杖を使う方もいます。

 

「杖を使うと筋力が落ちるから絶対に使わない」

 

と考える必要はありません。

 

転倒リスクが高い状態では、安全に移動するために補助具が役立つ場合があります。

 

一方で、自分に合わない高さや使い方では危険になることもあります。

 

必要であれば、理学療法士などに使い方を確認しましょう。

 

歩行器を利用する場合もある

 

歩行能力が大きく低下している場合には、杖だけでなく歩行器などを使うことがあります。

 

これは、

 

「もう自力で歩けない」

 

という意味ではありません。

 

安全に活動量を確保するために一時的に利用することもあります。

 

身体の状態に応じて専門職と相談しましょう。

 

リハビリではストレッチだけをするわけではありません

 

坐骨神経痛のリハビリというと、

 

「お尻や太ももの裏を伸ばす」

 

イメージがあるかもしれません。

 

しかし、リハビリではストレッチだけでなく、

 

・筋力

・歩行

・バランス

・動作

・生活環境

 

などを幅広く確認します。

 

また、神経症状によっては強いストレッチが適さない場合があります。

 

そのため、身体が硬い場所を伸ばすだけがリハビリではありません。

 

リハビリ中にしびれが出ても続ける?

 

運動中に多少症状を感じる場合もありますが、

 

・しびれが急に強くなる

・症状が足先へ広がる

・強い電撃痛が出る

・脚へ力が入りにくくなる

 

場合には、そのまま続けず担当者へ伝えましょう。

 

リハビリは、

 

痛みやしびれを我慢する訓練

 

ではありません。

 

症状の反応を確認しながら内容を調整します。

 

リハビリは痛いほど効果が高い?

 

いいえ。

 

「リハビリだから痛くても頑張る」

 

と思う方がいます。

 

しかし、神経症状がある場合には、強い痛みを出すことが目的ではありません。

 

もちろん運動によって筋肉に疲労感を感じることはありますが、

 

強いしびれや神経痛を出すほど行う必要はありません。

 

担当者へ症状を正確に伝えることが大切です。

 

リハビリでは「症状の場所の変化」も確認する

 

運動によって、

 

・お尻だけに症状がある

・ふくらはぎまで広がる

・足先のしびれが減る

 

など、症状の範囲が変化することがあります。

 

こうした反応もリハビリ内容を決める情報になります。

 

ただし、一つの変化だけで、

 

「絶対に良くなっている」

 

と自己判断するものではありません。

 

筋力や生活機能も含めて経過を確認します。

 

リハビリは週に何回すればいい?

 

通院頻度は、

 

・診断

・症状

・医療機関の方針

・自宅で行う運動

・術後の状態

 

などによって異なります。

 

そのため、

 

「坐骨神経痛なら週3回」

 

という決まりはありません。

 

週1回程度の場合もあれば、手術直後の入院中にはより頻繁に行う場合もあります。

 

担当医やリハビリスタッフの指示に従いましょう。

 

リハビリは何か月くらい続ける?

 

期間も一律ではありません。

 

例えば、

 

・比較的新しい症状

・慢性的な症状

・手術後

・筋力低下を伴うケース

 

では必要な期間が異なります。

 

また、医療保険で行うリハビリには制度上の取り扱いもあります。

 

「○か月やれば必ず治る」

 

と考えるのではなく、目標に対してどの程度変化しているかを確認することが大切です。

 

リハビリの目標は最初に決めておくとわかりやすい

 

「坐骨神経痛を治す」

 

だけでは、目標が漠然としやすくなります。

 

例えば、

 

・30分座って仕事をしたい

・スーパーを休まず歩きたい

・階段を上れるようになりたい

・車を安全に運転したい

・ゴルフへ戻りたい

 

など、生活に直結する目標を決めると変化を確認しやすくなります。

 

「痛みゼロ」だけをリハビリのゴールにしない

 

痛みが完全になくなることを目標にする場合もあります。

 

しかし、症状によっては多少の違和感が残りながら生活機能が改善するケースもあります。

 

例えば、

 

・長く歩けるようになった

・仕事へ復帰できた

・階段が楽になった

 

という変化です。

 

リハビリでは、

 

何ができるようになったか

 

も重要な評価になります。

 

自宅で行うリハビリは必要?

 

病院でのリハビリ以外に、自宅で行う運動を指導されることがあります。

 

これは、

 

「病院へ行った日だけ身体を動かす」

 

のではなく、日常の中で必要な機能を維持する目的があります。

 

ただし、自己判断でメニューを追加するより、担当者から指導された内容をまず行いましょう。

 

自宅リハビリは多くやれば早く良くなる?

 

必ずしもそうではありません。

 

例えば、

 

「10回してください」

 

と言われた運動を、

 

「早く治したいから100回」

 

行う必要はありません。

 

運動量が多すぎると、

 

・筋肉痛

・疲労

・症状の悪化

 

につながることがあります。

 

リハビリでは、

 

適切な量を継続すること

 

が重要です。

 

自宅リハビリを忘れたら取り戻さなくていい

 

1日運動できなかったからといって、

 

「昨日の分も今日まとめて2倍」

 

にする必要はありません。

 

体調や予定によってできない日もあります。

 

無理に帳尻を合わせるより、通常の量へ戻しましょう。

 

動画を見てリハビリメニューを追加してもいい?

 

YouTubeなどには、

 

「坐骨神経痛リハビリ」

 

として多くの運動が紹介されています。

 

しかし、病院でリハビリを受けている場合は、

 

現在の診断と担当者から指導されている内容を優先

 

することをおすすめします。

 

特に手術後や筋力低下がある方は、動画を見て自己流の運動を追加しないようにしましょう。

 

リハビリで筋トレを始めるタイミング

 

症状が強い時期から高負荷な筋トレを行うとは限りません。

 

例えば、

 

初期

→身体を動かす範囲を確認

 

次の段階

→軽い筋力運動

 

さらに

→日常動作や仕事に近い運動

 

というように、段階的に負荷を上げることがあります。

 

ただし、この流れはあくまで一例です。

 

個々の状態によって異なります。

 

ダンベルやマシンを使うこともある?

 

回復が進み、目的に応じて、

 

・ダンベル

・ゴムバンド

・トレーニングマシン

 

などを使う場合があります。

 

特にスポーツや力仕事へ戻る方では、実際の生活に必要な負荷へ近づける必要があります。

 

しかし、重い重量を扱うことそのものがリハビリの目的ではありません。

 

「腰を守るために体幹を固める」だけにならない

 

坐骨神経痛を経験すると、すべての動作でお腹へ力を入れて腰を固める方がいます。

 

一時的に安定感を感じる場合はありますが、生活では身体を動かす必要もあります。

 

リハビリでは、

 

支える力と動く能力の両方

 

を考えていきます。

 

身体を一日中固め続けることを目標にする必要はありません。

 

リハビリでは呼吸も大切

 

筋力運動をするときに、

 

「力を入れよう」

 

として息を止める方がいます。

 

特に高血圧などの持病がある方では注意が必要です。

 

基本的には呼吸を止めず、無理のない運動を行いましょう。

 

具体的な方法は担当者から指導を受けてください。

 

手術をしなくてもリハビリは行う?

 

はい。

 

リハビリは手術後だけに行うものではありません。

 

腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで、手術をせず保存的治療を行う場合にもリハビリが検討されることがあります。

 

目的は、

 

・身体機能を維持する

・活動量を確保する

・日常生活で困る動作を減らす

 

などです。

 

手術前にリハビリをする場合もある?

 

状況によっては、手術前から身体機能を確認したり、術後に必要な動作を練習したりすることがあります。

 

例えば、

 

・ベッドからの起き方

・歩行

・呼吸

・術後の注意点

 

などです。

 

あらかじめ知っておくことで、手術後の生活をイメージしやすくなります。

 

坐骨神経痛の手術後はいつからリハビリする?

 

手術方法や身体の状態によりますが、術後比較的早い段階から医療スタッフの管理のもとで身体を動かす場合があります。

 

例えば、

 

・ベッドから起きる

・立つ

・歩く

・トイレへ行く

 

などです。

 

ただし、

 

手術翌日から動いた=腰が完全に治った

 

という意味ではありません。

 

医師や理学療法士の指示に従って段階的に進めます。

 

手術後のリハビリ① 起き上がり

 

術後は傷や腰への負担を考慮しながら、ベッドから安全に起きる方法を練習することがあります。

 

身体を一気に起こすのではなく、

 

・横向きになる

・脚をベッドから下ろす

・腕を使って起きる

 

などの方法が指導される場合があります。

 

具体的な方法は手術内容によって異なるため、病院での指導を優先してください。

 

手術後のリハビリ② 歩行

 

術後は身体の状態を確認しながら歩行を開始します。

 

最初は、

 

・ベッド周辺

・病室

・廊下

 

など、短い距離から始める場合があります。

 

必要に応じて歩行器や杖を使うこともあります。

 

距離を急に増やすより、安全に歩けることを優先します。

 

手術後のリハビリ③ 階段

 

自宅に階段がある場合などは、退院前に階段昇降を確認することがあります。

 

・手すりを使う

・一段ずつ進む

・どちらの脚から出すか

 

など、その方の筋力や症状に合わせて練習します。

 

退院後の生活環境を伝えておくことが重要です。

 

手術後は傷周辺をすぐ伸ばさない

 

手術後に、

 

「腰が硬いから早く柔らかくしたい」

 

と考える方もいます。

 

しかし、手術部位が治癒している途中で自己判断による強いストレッチや捻り運動をするのは避けましょう。

 

手術方法によって動作制限が異なります。

 

主治医や理学療法士から指導された内容を優先してください。

 

固定術後のリハビリは特に自己流にしない

 

腰椎固定術後では、骨が癒合していく期間などへの配慮が必要です。

 

そのため、

 

・腰をどの程度曲げてよいか

・重い物を持ってよいか

・運動をいつ増やすか

 

は個別に判断されます。

 

ネットの「腰痛改善体操」を自己判断で行わず、術後の指示を守りましょう。

 

リハビリで仕事復帰の準備もする

 

坐骨神経痛のリハビリでは、

 

「病院の廊下を歩ける」

 

だけでなく、仕事に必要な動作も考えます。

 

例えばデスクワークなら、

 

・座位時間

・立ち上がり

・通勤

 

などです。

 

力仕事なら、

 

・持ち上げる

・運ぶ

・中腰

・長時間立つ

 

など、必要な能力が異なります。

 

デスクワークへ戻るためのリハビリ

 

デスクワークでは、

 

・長時間座る

・パソコン作業

・通勤時の運転

 

などが負担になる場合があります。

 

リハビリでは、単に「30分座れたか」だけでなく、

 

仕事を一日続けるためにどの程度休憩が必要か

 

なども考えます。

 

最初は短時間勤務など、段階的に復帰する場合もあります。

 

力仕事へ戻るためのリハビリ

 

介護職、建設業、配送業などでは、

 

・持ち上げる

・押す

・引く

・中腰になる

 

といった動作があります。

 

そのため復帰前には、仕事で必要な負荷に近い動作を段階的に練習することがあります。

 

「痛みが消えたから明日から重量物を持つ」

 

のではなく、必要な能力が戻っているかを確認しましょう。

 

長距離運転へ戻る場合

 

米子市では車通勤や仕事で運転する方も多いと思います。

 

運転へ戻る場合には、

 

・長時間座れるか

・足首が十分動くか

・ブレーキを強く踏めるか

・薬による眠気がないか

 

なども重要です。

 

特に右脚の筋力低下がある場合には、安全なペダル操作ができるか確認しましょう。

 

リハビリ中の車の運転は医師にも確認する

 

「歩けるから運転もできる」

 

とは限りません。

 

手術後や強い神経症状がある場合には、運転再開の時期を主治医へ確認してください。

 

薬の影響で眠気が出ることもあります。

 

安全性を優先しましょう。

 

スポーツ復帰も段階的に行う

 

坐骨神経痛が落ち着き、

 

「早くゴルフやランニングへ戻りたい」

 

という方もいます。

 

スポーツ復帰では、

 

歩く

軽い運動

競技動作の一部

通常練習

 

など、段階的に負荷を上げる場合があります。

 

ただし、競技や症状によって進め方は異なります。

 

ゴルフ復帰ではスイングだけ見ない

 

ゴルフではスイングだけでなく、

 

・長時間歩く

・カートへ乗る

・前屈してボールを拾う

・車で移動する

 

などさまざまな動作があります。

 

そのため、実際のラウンド全体を想定して復帰を考えることが大切です。

 

打てることと18ホール回れることは同じではありません。

 

リハビリで症状が一時的に増えたら?

 

運動量を増やした際に、一時的に筋肉の疲労感や症状の変化が出ることがあります。

 

ただし、

 

・明らかにしびれが広がる

・強い痛みが長く続く

・筋力が低下する

 

場合には、担当者へ伝えて内容を見直しましょう。

 

「リハビリだから痛くなるのは当然」

 

と我慢し続ける必要はありません。

 

翌日の状態も伝える

 

リハビリ当日は問題なくても、

 

「翌日になったら脚がかなりつらかった」

 

ということがあります。

 

その場合は次回、

 

「前回の運動後、翌日にこうなりました」

 

と伝えましょう。

 

運動強度や回数を調整する重要な情報になります。

 

良い日だけでリハビリを進めすぎない

 

坐骨神経痛には日によって症状の波がある場合があります。

 

たまたま調子が良い日に、

 

「今日は倍やります」

 

と運動量を急に増やす必要はありません。

 

継続して行える負荷かどうかを確認しながら進めましょう。

 

調子が悪い日はリハビリを休んでもいい?

 

体調によっては運動量を減らしたり、内容を変更したりすることがあります。

 

特に、

 

・発熱

・強い体調不良

・急な神経症状の悪化

 

がある場合は、無理に通常メニューを行う必要はありません。

 

病院でリハビリを受けている場合は、当日の状態をスタッフへ伝えてください。

 

リハビリしても坐骨神経痛が改善しない場合

 

一定期間リハビリを行っても、

 

・症状が変わらない

・徐々に悪化している

・筋力が低下してきた

 

場合には、治療方針を見直す必要があることがあります。

 

医師へ現在の状態を伝え、必要に応じて追加の検査や別の治療について相談しましょう。

 

リハビリ回数を増やせば必ず解決するとは限りません。

 

痛みが減っていても筋力低下が進んでいたら?

 

これは重要です。

 

例えば、

 

「痛みは半分になったけれど、足首が前より上がらない」

 

という場合は、

 

「リハビリが効いているから大丈夫」

 

とは判断できません。

 

筋力低下が進んでいる場合には神経への影響を確認する必要があります。

 

速やかに医師へ相談しましょう。

 

排尿・排便の異常が出たらリハビリは中止して受診を

 

坐骨神経痛のリハビリ中であっても、

 

・尿が出にくい

・尿や便を漏らす

・排尿・排便の感覚がおかしい

・股の間の感覚が鈍い

 

場合には緊急性の高い神経障害が関係している可能性があります。

 

自宅運動を続けたり、次回のリハビリ予約まで待ったりせず、速やかに医療機関へ相談してください。

 

両脚へ急に症状が出た場合も注意

 

急に、

 

・両脚が強くしびれる

・両脚へ力が入りにくい

・歩けなくなる

 

などの変化がある場合も注意が必要です。

 

リハビリで様子を見る症状とは限りません。

 

医療機関での評価を優先してください。

 

リハビリ終了後は何をすればいい?

 

病院でのリハビリが終了した後も、

 

「何もしなくてよい」

 

という意味ではありません。

 

担当者から、

 

・自宅で続ける運動

・日常生活上の注意点

・運動を増やす目安

 

などを説明される場合があります。

 

終了前に、

 

「今後、自分で何を続ければよいですか?」

 

と確認しておくとよいでしょう。

 

リハビリ終了=身体が100%元通りとは限らない

 

医療機関でのリハビリが終了しても、

 

・多少のしびれ

・筋力の左右差

・長時間作業での疲れ

 

などが残る場合があります。

 

その後も、自分で運動や生活管理を続けながら身体機能を維持していくことがあります。

 

終了は治療過程の一区切りと考えましょう。

 

病院のリハビリと整体はどう使い分ける?

 

病院のリハビリと整体では役割が異なります。

 

病院のリハビリ

 

医師の診断や治療方針に基づいて、理学療法士などが身体機能を評価し、運動療法や動作練習を行います。

 

整体

 

医療機関で必要な診断を受けたうえで、身体の動きや日常生活での負担について相談する場合があります。

 

特に、

 

・手術後

・強い神経症状

・筋力低下

 

がある場合は、病院のリハビリを優先することが重要です。

 

リハビリと整体を同時に受けてもいい?

 

病院でリハビリを受けながら整体を利用する方もいます。

 

ただし、

 

「病院ではこの運動」

「整体では反対のことを言われた」

 

となると混乱することがあります。

 

併用する場合は、

 

・医師から受けた診断

・理学療法士から指導されている運動

・禁止されている動作

 

を整体院にも伝えましょう。

 

医療上の制限がある場合は、その指示を優先してください。

 

理学療法士から教わった運動を勝手に変えない

 

病院で、

 

「この運動を10回」

 

と指導されているのに、

 

「もっと効かせたいから別のフォームで50回」

 

と変更する必要はありません。

 

疑問がある場合は、

 

「なぜこの運動をしているのですか?」

 

と担当者へ確認しましょう。

 

目的を理解すると、自宅でも続けやすくなります。

 

リハビリを受けるときは遠慮せず質問する

 

リハビリでは、

 

「言われた通りにやるだけ」

 

ではなく、自分の状態を理解することも大切です。

 

例えば、

 

・この運動は何のためですか?

・どのくらいの痛みなら続けていいですか?

・自宅では何回行えばいいですか?

・どんな症状なら中止しますか?

・仕事はどの程度まで戻していいですか?

 

などを聞いてみましょう。

 

自分で判断できることを増やすのもリハビリの大切な部分です。

 

リハビリで「治してもらう」だけにしない

 

リハビリを受けると、

 

「理学療法士に身体を治してもらう」

 

というイメージを持つことがあります。

 

しかし、リハビリでは患者さん自身が身体を動かし、

 

・できることを増やす

・身体の反応を知る

・自宅で続ける方法を覚える

 

ことも重要です。

 

専門職に任せきりではなく、自分で管理できる範囲を増やしていくことが目標になります。

 

みどり整体米子院では病院のリハビリ内容を尊重して対応します

 

坐骨神経痛でご相談いただく方の中には、

 

「病院でリハビリを受けていますが、整体にも行っていいですか?」

「理学療法士から運動を教えてもらっているけれど、仕事ではまだつらい」

 

という方もいらっしゃいます。

 

みどり整体米子院では、すでに医療機関でリハビリを受けている場合、

 

・医師からの診断

・どのような運動をしているか

・理学療法士から受けた注意点

・運動制限

・手術歴

 

などを確認します。

 

そのうえで、

 

・仕事でどの動作がつらいか

・長時間運転でどうなるか

・腰や股関節の動き

・日常生活で身体へどのような負担がかかっているか

 

などを見ていきます。

 

病院のリハビリで指示されている内容と矛盾する施術や運動を自己判断で追加するのではなく、医療機関での治療方針を尊重しながら身体の状態を考えることが大切です。

 

また、整体院では医療リハビリを提供したり、ヘルニアや脊柱管狭窄症を医学的に診断したりすることはできません。

 

「病院のリハビリが終わった後、身体の動きをどう維持すればいいかわからない」

「仕事復帰後に腰や脚への負担が気になる」

「坐骨神経痛で身体を動かすことに不安がある」

 

という方は、必要な医療的評価を受けながら、みどり整体米子院までご相談ください。

 

まとめ|坐骨神経痛のリハビリは「生活へ戻るための機能」を取り戻すことが大切

 

今回は、坐骨神経痛とリハビリについて解説しました。

 

坐骨神経痛のリハビリでは、

 

・痛みやしびれの範囲を確認する

・脚の筋力を確認する

・感覚やバランスを確認する

・歩行練習を行う

・筋力や体力を段階的に戻す

・立ち上がりや階段など生活動作を練習する

・仕事や運転、スポーツ復帰を段階的に進める

・手術後は医師の指示に沿って身体を動かす

・自宅運動の量を自己判断で増やしすぎない

 

ことが大切です。

 

坐骨神経痛のリハビリは、

 

「腰を柔らかくする」

「お尻を伸ばす」

「腹筋を鍛える」

 

だけではありません。

 

重要なのは、

 

今できない動作を確認する

必要な身体機能を練習する

少しずつ生活・仕事へ戻す

自分で管理できることを増やす

 

という流れです。

 

また、リハビリ中でも、

 

・急な筋力低下

・足首が上がらなくなった

・排尿・排便の異常

・股の間の感覚異常

・両脚の急なしびれや力の入りにくさ

 

などがある場合には、運動を続けて様子を見ず、速やかに医療機関へ相談してください。

 

米子市で坐骨神経痛によるお尻や脚の痛み・しびれがあり、「リハビリで何をすればいいかわからない」「病院でのリハビリ後も仕事や生活で身体の負担が気になる」という方は、医師や理学療法士からの指示を優先しながら、必要に応じてみどり整体米子院までお気軽にご相談ください。

みどり整体へのアクセス

TEL

みどり整体

院名みどり整体 米子院
住所〒683-0805
鳥取県米子市西福原1丁目1-43
アクセスJR富士見町駅から徒歩10分
駐車場駐車場完備
定休日日曜日・祝日
受付時間
9:00~12:00
14:00~19:00

▲水曜午後は休診の場合あり

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