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腱鞘炎の原因は何?手首・指が痛くなる理由

腱鞘炎の原因は何?手首・指が痛くなる理由

こんにちは!みどり整体米子院です🧌

デスクワーク・事務職に多い症状ランキング

1位  肩こり(42%)

2位  首の痛み(26%)

3位  腰痛(25%)

その他(7%)

要因⇒長時間座位、前傾姿勢、運動不足

 

「腱鞘炎は手を使いすぎるとなる?」

「スマホの使いすぎが原因?」

「仕事でパソコンを使っているから腱鞘炎になった?」

「産後に手首が痛くなったのはなぜ?」

 

手首や指に痛みが出ると、

 

「使いすぎで腱鞘炎になったのかな?」

 

と考える方は多いのではないでしょうか。

 

確かに、手や指を繰り返し使うことは腱鞘炎の症状と関係することがあります。

 

しかし、腱鞘炎は必ずしも、

 

「手を使いすぎたことだけが原因」

 

とは限りません。

 

腱鞘炎には、

 

・手首の親指側に症状が出るドケルバン病

・指の付け根に症状が出るばね指

・外傷後や炎症性疾患に伴う腱鞘の炎症

・まれに感染による腱鞘炎

 

など、さまざまな状態があります。

 

また、

 

・妊娠・出産後

・更年期前後

・糖尿病

・関節リウマチなどの炎症性疾患

 

との関連がみられる場合もあります。

 

今回は米子市のみどり整体米子院が、腱鞘炎の原因について、腱と腱鞘の仕組みから、仕事・育児・スマートフォン・スポーツとの関係まで詳しく解説します。

 

そもそも腱鞘炎とは?

 

「腱鞘炎」という名前は聞いたことがあっても、

 

「腱鞘って何?」

 

という方も多いと思います。

 

身体には、筋肉の力を骨へ伝える腱(けん)があります。

 

手や指では多くの腱が狭い場所を通っています。

 

その腱がスムーズに動けるように支えている組織の一つが腱鞘(けんしょう)です。

 

腱は、腱鞘の中を滑るように動くことで指や手首を曲げたり伸ばしたりしています。

 

腱と腱鞘の間で動きが悪くなると症状が出ることがある

 

手や指を繰り返し使ったり、腱と腱鞘周辺に負担がかかったりすると、

 

・腱周辺の炎症

・腱鞘周辺の腫れ

・腱が通る部分の狭窄

 

などによって、滑らかな動きが妨げられる場合があります。

 

すると、

 

・動かすと痛い

・押すと痛い

・指が引っかかる

・手首の親指側が痛む

 

といった症状につながります。

 

ただし、「炎症」という名前が付いていても、慢性的なケースでは単純な急性炎症だけで説明できない変化もみられます。

 

そのため、

 

「炎症だから数日休めば必ず治る」

 

とは限りません。

 

腱鞘炎にはいくつか種類があります

 

「腱鞘炎」は一つの病気だけを指す言葉ではありません。

 

代表的なものとして、

 

ドケルバン病

 

手首の親指側に痛みが出る腱鞘炎です。

 

親指を動かす腱が通る部分で問題が起こります。

 

ばね指

 

指を曲げ伸ばしする腱と、それを押さえる腱鞘周辺で動きが悪くなり、

 

・引っかかる

・カクッとする

・指が伸びにくい

 

といった症状が出ます。

 

一般には「腱鞘炎の一種」として説明されることがあります。

 

このように、同じ腱鞘炎でも症状が出る場所や仕組みが異なることがあります。

 

腱鞘炎の原因① 手や指を繰り返し使う

 

腱鞘炎の背景としてよく挙げられるのが、繰り返し動作です。

 

例えば、

 

・パソコン作業

・スマートフォン操作

・調理

・裁縫

・楽器演奏

・工具を使う仕事

・育児

・スポーツ

 

などでは、指や手首を繰り返し使います。

 

同じ動きを何度も繰り返すことで、腱とその周囲へ負荷が集中する可能性があります。

 

ただし「使いすぎ=必ず腱鞘炎」ではありません

 

ここは重要です。

 

手をたくさん使う仕事をしていても腱鞘炎にならない方はいます。

 

反対に、

 

「特別に手を酷使した覚えがない」

 

のに腱鞘炎になる方もいます。

 

そのため、

 

手の使用量だけで腱鞘炎のすべてを説明することはできません。

 

手の使い方や身体的背景など複数の要素が関係することがあります。

 

腱鞘炎の原因② 急に手を使う量が増える

 

普段から同じ作業をしていても、

 

急に作業量が増えたことをきっかけに症状が出る

 

ケースがあります。

 

例えば、

 

普段

→1日2時間程度のパソコン作業

 

繁忙期

→1日8時間以上

 

というような変化です。

 

身体が慣れている負荷と、急激に増えた負荷では意味が違います。

 

これは仕事だけでなく、

 

・引っ越し

・大掃除

・DIY

・庭仕事

・スポーツ再開

 

などでも起こり得ます。

 

久しぶりの作業を長時間行った後に痛むこともある

 

例えば、

 

「何年ぶりかに編み物を一日中した」

 

「久しぶりにゴルフの練習を200球した」

 

「引っ越しで段ボールを何十箱も運んだ」

 

などです。

 

普段ほとんど行っていない動きを急に長時間繰り返すと、手や指へ大きな負荷が加わる場合があります。

 

腱鞘炎の原因③ パソコン作業

 

デスクワークをしている方から、

 

「パソコンが原因ですよね?」

 

と聞かれることがあります。

 

パソコン作業では、

 

・キーボード

・マウス

・タッチパッド

 

などを長時間使用します。

 

特にマウス操作では、手首を一定の位置で保持しながら指を繰り返し動かすことがあります。

 

そのため、手や前腕に負担を感じる方はいます。

 

ただし、

 

パソコンを使うこと自体が腱鞘炎の唯一の原因とは限りません。

 

キーボードを強く叩く癖も負担になる場合がある

 

タイピング時に、

 

「必要以上に強くキーを叩く」

 

癖がある方もいます。

 

一回の力は小さくても、一日に何千回も繰り返せば手指の疲労につながる可能性があります。

 

キーボード操作は、

 

必要以上に力を入れずに行える環境

 

を整えることも大切です。

 

マウスを強く握り続けていないか

 

マウス操作中に、

 

「落とさないように」

 

と常に強く握っている方がいます。

 

しかし、通常のマウス操作に大きな握力は必要ありません。

 

長時間作業する方は、

 

・マウスの大きさ

・手首の位置

・肘の高さ

・握る力

 

などを一度確認してみてもよいでしょう。

 

腱鞘炎の原因④ スマートフォン

 

近年では、

 

「スマホ腱鞘炎」

 

という言葉を見ることがあります。

 

スマートフォンでは、

 

・親指で文字入力する

・スクロールする

・長時間端末を持つ

 

といった動作を繰り返します。

 

そのため、親指や手首周辺に負担を感じる方はいます。

 

特に大型のスマートフォンを片手で持ち、親指だけで画面全体を操作すると、親指を大きく動かすことがあります。

 

スマホを使ったら必ず腱鞘炎になるわけではありません

 

スマートフォン利用者は非常に多いですが、全員が腱鞘炎になるわけではありません。

 

そのため、

 

「スマホ=腱鞘炎の原因」

 

と一対一で結びつけることはできません。

 

ただし、

 

・使用時間が急増した

・親指を頻繁に大きく動かしている

・すでに痛いのに長時間使用している

 

といった場合には、負担を見直すことがあります。

 

片手操作を続けると親指へ負担が集中することがある

 

片手でスマートフォンを持ちながら同じ手の親指で操作すると、

 

・スマホを保持する

・親指を動かす

 

という二つの役割を同じ手で行います。

 

痛みがある場合は、

 

・両手で持つ

・人差し指も使う

・音声入力を利用する

 

など、操作方法を変える方法があります。

 

腱鞘炎の原因⑤ 育児

 

赤ちゃんのお世話を始めてから、

 

「手首の親指側が痛くなった」

 

という方は少なくありません。

 

育児では、

 

・抱き上げる

・沐浴する

・授乳する

・おむつを替える

・長時間抱っこする

 

など、手や手首を使う機会が急激に増えます。

 

特に、それまで育児動作をしていなかった方が、出産後突然一日中赤ちゃんのお世話を始めるため、手への負荷が大きく変化します。

 

赤ちゃんを抱き上げる動作で親指側が痛むことがある

 

赤ちゃんを抱き上げる際、

 

両手を広げ

↓

親指を大きく開き

↓

脇の下へ手を入れる

 

という動作を繰り返すことがあります。

 

このような動作で手首の親指側へ痛みを感じる方もいます。

 

特にドケルバン病では、育児期の手首痛としてみられることがあります。

 

「抱っこの仕方が悪かったから腱鞘炎になった」とは限らない

 

産後に腱鞘炎になると、

 

「抱き方が下手だったから」

 

と考える方もいます。

 

しかし、育児動作だけでなく妊娠・出産前後の身体的な変化が関係する可能性もあります。

 

そのため、

 

本人の使い方だけが悪かったと考える必要はありません。

 

腱鞘炎の原因⑥ 妊娠・出産前後の身体変化

 

ドケルバン病などは、妊娠・出産前後の女性にみられることがあります。

 

この時期には、

 

・ホルモン環境の変化

・身体の水分バランスの変化

・育児による手の使用量増加

 

など、複数の要素が重なる可能性があります。

 

そのため、

 

「赤ちゃんが重いからだけ」

 

とは限りません。

 

出産後に突然手首が痛くなることがある

 

妊娠中は問題がなかったのに、

 

産後数週間〜数か月で、

 

「親指側の手首が痛い」

 

と感じ始めるケースがあります。

 

赤ちゃんの体重が増えて抱っこの負荷が増えることも関係する可能性があります。

 

症状が強い場合は整形外科などへ相談しましょう。

 

腱鞘炎の原因⑦ 更年期前後の身体変化

 

ばね指などでは、中高年の女性に多くみられることがあります。

 

この背景には、加齢だけでなくホルモン環境など複数の要因が関係していると考えられています。

 

ただし、

 

「更年期だから必ず腱鞘炎になる」

 

わけではありません。

 

年齢や性別だけで原因を決めることはできません。

 

腱鞘炎の原因⑧ 糖尿病との関連

 

ばね指など一部の腱鞘疾患では、糖尿病との関連が知られています。

 

糖尿病がある方では、

 

・複数の指に症状が出る

・経過が長くなる

 

場合もあります。

 

ただし、

 

「腱鞘炎になったから糖尿病」

 

というわけではありません。

 

また、

 

「血糖値が高いことだけが腱鞘炎の原因」

 

とも言えません。

 

腱鞘炎になったから糖尿病検査が必須?

 

腱鞘炎だけを理由に、全員が糖尿病検査を受けなければならないわけではありません。

 

ただし、

 

・健康診断で血糖値を指摘されている

・糖尿病の家族歴がある

・すでに糖尿病治療中

 

の場合には、医師へ伝えておきましょう。

 

糖尿病治療中の方は、肩や手の症状とは別に主治医の指示に従って血糖管理を続けてください。

 

腱鞘炎の原因⑨ 関節リウマチなどの炎症性疾患

 

手指や手首の腱鞘に炎症が起こる背景として、関節リウマチなどの炎症性疾患が関係する場合があります。

 

例えば、

 

・両手の複数の関節が腫れる

・朝のこわばりが長く続く

・手指の症状が複数ある

 

などの場合には、単純な使いすぎによる腱鞘炎だけではない可能性があります。

 

医療機関で相談してください。

 

複数の指が同時に痛む場合

 

一つの指だけでなく、

 

「両手のいくつもの指が痛い」

 

場合には、単純な一か所の腱鞘炎だけで説明できないことがあります。

 

特に、

 

・関節の腫れ

・熱感

・全身の倦怠感

 

などを伴う場合は、医療機関での評価が重要です。

 

腱鞘炎の原因⑩ スポーツ

 

スポーツでも手首や指を繰り返し使うことがあります。

 

例えば、

 

・ゴルフ

・テニス

・バドミントン

・野球

・バレーボール

・クライミング

 

などです。

 

グリップを強く握ったり、手首を繰り返し動かしたりすることで負担が増える場合があります。

 

ゴルフで手首が痛い=腱鞘炎とは限らない

 

ゴルフ後に手首が痛いと、

 

「腱鞘炎だろう」

 

と思うかもしれません。

 

しかし、スポーツによる手首痛には、

 

・靱帯損傷

・TFCC損傷

・骨折

・関節の問題

 

など、腱鞘炎以外の原因もあります。

 

特に一度のスイングで急に強く痛めた場合は、単なる腱鞘炎と自己判断しないようにしましょう。

 

テニスやバドミントンでも握力だけが問題ではない

 

ラケットを強く握ることで前腕が疲労することがあります。

 

しかし、

 

握力が弱いから腱鞘炎になった

 

と単純に考える必要はありません。

 

・練習量

・グリップサイズ

・技術

・ラケット重量

・急激な練習量増加

 

など、複数の要素を確認することがあります。

 

腱鞘炎の原因⑪ 楽器演奏

 

ピアノやギター、ドラムなどでは指や手首を繰り返し使います。

 

特に、

 

・練習時間を急に増やした

・コンサート前に長時間練習した

・新しい奏法を始めた

 

など、負荷が変化した時期に症状が出ることがあります。

 

ただし、

 

「楽器を演奏する人は腱鞘炎になる」

 

というわけではありません。

 

痛みを我慢して練習を続ける必要はない

 

音楽家の場合、

 

「休むと技術が落ちる」

 

という不安から痛みを我慢して練習を続ける方もいます。

 

しかし、症状が強くなっている場合には、

 

・練習量

・曲目

・休憩

・手の使い方

 

などを一時的に調整することも必要です。

 

腱鞘炎の原因⑫ 美容師・調理師など手を多く使う仕事

 

仕事によっては、

 

・ハサミを使う

・包丁を使う

・重いフライパンを持つ

・手首を反復して動かす

 

機会が非常に多くなります。

 

美容師、調理師、製造業、介護職などでは、手を完全に休ませることが難しい場合もあります。

 

そのため、

 

仕事を続けながらどのように負荷を調整するか

 

が重要になります。

 

仕事が原因なら仕事を辞めないと治らない?

 

必ずしもそうではありません。

 

仕事内容によっては、

 

・作業方法を変える

・道具を変える

・作業を分担する

・休憩を入れる

 

などで負担を調整できる場合があります。

 

「腱鞘炎=仕事を辞めなければならない」

 

と考える必要はありません。

 

腱鞘炎の原因⑬ 介護・看護での手の使用

 

介護や看護では、

 

・移乗介助

・身体を支える

・ベッド上で身体を動かす

・医療器具を扱う

 

など、手首や指へ力を加える場面があります。

 

特に、親指を大きく広げた状態で人を支えたり、手首だけで身体を引いたりすると負担を感じることがあります。

 

可能であれば、福祉用具や複数人での介助なども活用しましょう。

 

腱鞘炎の原因⑭ DIY・庭仕事・農作業

 

米子市周辺でも、

 

・畑仕事

・草刈り

・剪定

・DIY

 

などで手を使う方は多いと思います。

 

工具を握り続けたり、剪定ばさみを何度も使ったりすると、手指や前腕へ負担が集中する場合があります。

 

特に普段していない作業を休日に何時間も続ける場合は注意しましょう。

 

草刈り機や工具の振動が気になる場合

 

振動工具を長時間使用すると、手や腕に疲労を感じることがあります。

 

振動による手の症状には腱鞘炎以外の問題もあるため、

 

・しびれ

・指が白くなる

・感覚がおかしい

 

などがある場合には医療機関へ相談してください。

 

腱鞘炎の原因⑮ 加齢

 

年齢によって、

 

・腱

・腱鞘

・周辺組織

 

にも変化が起こります。

 

そのため、ばね指などでは中高年に多くみられることがあります。

 

しかし、

 

年を取ったから腱鞘炎になる

 

と一つの原因にまとめることはできません。

 

また、「年齢だから改善しない」と考える必要もありません。

 

若い人でも腱鞘炎になる?

 

はい。

 

仕事、スポーツ、楽器演奏、スマートフォン操作などによって若い年代でも手首や指の腱鞘炎が問題になることがあります。

 

そのため、

 

「腱鞘炎は年配の人の病気」

 

とは限りません。

 

子どもにも腱鞘の問題はある?

 

子どもにも指の動きに問題が出ることがあります。

 

ただし、大人の使いすぎによる腱鞘炎と同じものとして考えない方がよいケースがあります。

 

小さなお子さんの指が、

 

・曲がったまま伸びない

・引っかかる

 

などの場合は、小児科や整形外科などへ相談してください。

 

「手首が硬いこと」が腱鞘炎の原因?

 

手首の動きが少ない方もいますが、

 

手首が硬いから腱鞘炎になった

 

と単純に判断することはできません。

 

症状があると痛みを避けるために手首を動かさなくなり、結果として硬く感じる場合もあります。

 

つまり、硬さが原因ではなく結果として出ていることもあります。

 

「前腕の筋肉が硬いから腱鞘炎」?

 

腱は筋肉とつながっているため、前腕の筋肉に張りを感じる方もいます。

 

しかし、

 

「前腕が硬いことが根本原因」

 

と断定することはできません。

 

痛みをかばって筋肉へ力が入ることで、二次的に張っているケースもあります。

 

握力が弱いと腱鞘炎になる?

 

握力だけで腱鞘炎の発症を説明することはできません。

 

握力が強い方でも腱鞘炎になることがあります。

 

そのため、

 

「腱鞘炎を治すために握力を鍛えよう」

 

と、痛みがある状態でハンドグリップを何百回も握る必要はありません。

 

姿勢が悪いと腱鞘炎になる?

 

猫背や巻き肩などを、

 

「腱鞘炎の根本原因」

 

として説明されることがあります。

 

腕や手の使い方に姿勢が影響することはあります。

 

しかし、

 

姿勢が悪い=腱鞘炎になる

 

と断定することはできません。

 

姿勢だけを整えれば腱鞘炎が治るとも限りません。

 

骨盤の歪みが腱鞘炎の原因?

 

手首から離れた骨盤を、

 

「腱鞘炎の根本原因」

 

と説明される場合があります。

 

身体全体の動きを見ること自体はありますが、

 

骨盤の左右差だけで手首や指の腱鞘炎を医学的に説明することはできません。

 

まずは症状が出ている手や指の状態を適切に確認することが重要です。

 

冷えが腱鞘炎の原因?

 

寒い時期に手がこわばったり、痛みを強く感じたりする方はいます。

 

しかし、

 

手が冷えたから腱鞘炎になった

 

と単純に考えることはできません。

 

温めると楽に感じることはあっても、冷えだけを根本原因とするのは適切ではありません。

 

ストレスで腱鞘炎になる?

 

ストレスや睡眠不足によって、痛みの感じ方や身体の緊張に影響が出ることはあります。

 

しかし、

 

ストレスだけで腱鞘炎が発症する

 

と考えることはできません。

 

心身の状態は痛みに影響する一要素として考えましょう。

 

腱鞘炎は利き手に多い?

 

手を多く使う側に症状が出ることはあります。

 

しかし、必ず利き手に起こるわけではありません。

 

例えば育児では、

 

・利き手とは反対側で赤ちゃんを支える

・片側ばかりで抱く

 

ことで、非利き手側に負担が集中する場合もあります。

 

「右利きなのに左が痛いから腱鞘炎ではない」

 

とは言えません。

 

両手に腱鞘炎が起こることもある?

 

両側に症状が出る場合もあります。

 

例えば、

 

・育児

・仕事

・楽器演奏

 

など両手を使う活動では、左右とも負担を受けます。

 

また、糖尿病や炎症性疾患など身体的背景によって複数部位に症状が出る場合もあります。

 

ドケルバン病とは?

 

ドケルバン病は、手首の親指側に起こる代表的な腱鞘炎です。

 

親指を動かす腱のうち、手首の親指側を通る腱と腱鞘周辺に問題が起こります。

 

症状としては、

 

・親指側の手首が痛い

・親指を動かすと痛い

・物をつかむと痛い

・赤ちゃんを抱くと痛い

 

などがあります。

 

親指側が痛ければ全部ドケルバン病?

 

いいえ。

 

手首の親指側の痛みには、

 

・関節の問題

・骨折

・靱帯の問題

・その他の腱障害

 

などもあります。

 

痛む場所だけで自己診断することはできません。

 

特に転倒後の親指側の手首痛では、骨折などを確認する必要があります。

 

フィンケルシュタインテストを自分でやれば診断できる?

 

インターネットでは、親指を握り込んで手首を動かすようなセルフチェックが紹介されることがあります。

 

医療現場でドケルバン病の評価に使われるテストはありますが、

 

自宅で痛みが出た=ドケルバン病確定

 

ではありません。

 

また、強く何度も行うと症状を悪化させる場合があります。

 

診断目的で繰り返さないようにしましょう。

 

ばね指とは?

 

ばね指は、指を曲げ伸ばしする腱が腱鞘周辺を通過しにくくなり、

 

・指が引っかかる

・カクッと動く

・曲げた指が伸びにくい

・指の付け根が痛い

 

などが起こる状態です。

 

朝に症状が強く感じられる方もいます。

 

ばね指は指を使いすぎたから起こる?

 

手の使用が症状に影響する場合はあります。

 

しかし、

 

・年齢

・性別

・糖尿病

・その他の身体的背景

 

との関連もあります。

 

そのため、

 

「パソコンを使いすぎたからばね指になった」

 

と一つの理由だけで判断することはできません。

 

朝だけ指が引っかかるのもばね指?

 

ばね指では朝に症状が強いことがあります。

 

ただし、

 

・関節炎

・関節リウマチ

・その他の手指疾患

 

でも朝のこわばりが出る場合があります。

 

複数の指や関節が腫れている場合には、医療機関で確認することをおすすめします。

 

指を鳴らす癖が腱鞘炎の原因?

 

指をポキポキ鳴らすことと腱鞘炎を直接結びつける十分な根拠はありません。

 

ただし、痛みがある指を何度も強く引っ張り、音を鳴らそうとする必要はありません。

 

「鳴れば関節が整う」

 

というものでもありません。

 

手首をボキボキ鳴らすと腱鞘炎になる?

 

同様に、関節音だけで腱鞘炎になるとは言えません。

 

しかし、痛い手首を無理に捻って音を出すことは避けましょう。

 

痛みがある場合は、音を鳴らすセルフケアより原因を確認することが大切です。

 

腱鞘炎は突然起こることもある?

 

徐々に症状が出るケースもあれば、

 

「昨日から急に痛くなった」

 

と感じることもあります。

 

ただし、本当に突然強い痛みが出た場合には、

 

・外傷

・感染

・急性の炎症

・骨や関節の問題

 

など、通常の使いすぎによる腱鞘炎以外の可能性も考える必要があります。

 

ぶつけたり転倒した後の痛みは腱鞘炎と決めつけない

 

転倒して手をついた後に、

 

「手首が痛いから腱鞘炎かな」

 

と考えるのは注意が必要です。

 

外傷後には、

 

・骨折

・捻挫

・靱帯損傷

・TFCC損傷

 

なども考えられます。

 

腫れや強い痛みがある場合は整形外科へ相談してください。

 

腱鞘炎と手首の捻挫は違う?

 

手首の捻挫は、転倒やひねりなどの外傷によって靱帯などを痛める状態です。

 

一方、一般的な腱鞘炎では、必ずしも一回の明確な外傷があるとは限りません。

 

治療方針も異なる可能性があるため、

 

「手首が痛い=腱鞘炎」

 

と決めないようにしましょう。

 

腱鞘炎と手根管症候群は違う?

 

手根管症候群では、手首部分で正中神経が圧迫され、

 

・親指

・人差し指

・中指

・薬指の一部

 

などにしびれや感覚異常が出ることがあります。

 

腱鞘炎とは異なる問題です。

 

手の痛みに加えて明らかなしびれがある場合には、神経の問題も確認する必要があります。

 

腱鞘炎でしびれは出る?

 

腱鞘炎では基本的に、

 

・痛み

・腫れ

・動かしにくさ

 

などが中心です。

 

手や指へ明らかなしびれがある場合には、

 

・手根管症候群

・その他の末梢神経障害

・首からの神経症状

 

などを確認する必要があります。

 

「腱鞘炎がひどくなったからしびれた」

 

と決めつけないようにしましょう。

 

腱鞘炎と関節炎の違いは?

 

指の痛みでも、

 

・腱

・腱鞘

・関節

 

のどこに問題があるかによって状態は異なります。

 

指の関節そのものが、

 

・腫れている

・変形している

・動かすと関節に痛みがある

 

場合には、腱鞘炎だけではない可能性があります。

 

指の第一関節や第二関節が痛い場合

 

指先に近い関節や真ん中の関節が腫れて痛む場合、

 

・変形性関節症

・炎症性関節疾患

 

などが関係することがあります。

 

ばね指で多い「指の付け根」の症状とは位置が異なることがあります。

 

自己判断が難しい場合は整形外科へ相談しましょう。

 

腱鞘炎で腫れることはある?

 

腱鞘炎では症状がある場所に腫れや圧痛を感じることがあります。

 

ただし、

 

・急激に大きく腫れた

・強く赤くなった

・熱を持っている

 

場合には、一般的な慢性の腱鞘炎だけではない可能性があります。

 

赤く腫れて熱がある場合は感染にも注意

 

まれですが、細菌感染によって腱鞘に炎症が起こることがあります。

 

特に、

 

・指全体が大きく腫れる

・赤みが強い

・非常に痛い

・発熱がある

・傷や刺し傷の後から悪化した

 

場合には、速やかな医療評価が必要です。

 

自宅で揉んだりストレッチしたりして様子を見ないでください。

 

針や魚の骨などを刺した後から指が腫れた場合

 

小さな傷でも細菌が入る可能性があります。

 

料理中の傷、魚の骨、植物のトゲなどの後から、

 

「指が急に腫れて曲げ伸ばしできない」

 

場合には注意が必要です。

 

通常の使いすぎによる腱鞘炎と同じ扱いにはできません。

 

腱鞘炎はレントゲンで分かる?

 

一般的な腱鞘炎そのものがレントゲンだけで明確に写るとは限りません。

 

レントゲンは、

 

・骨折

・関節の変形

・その他の骨の問題

 

を確認するために使われる場合があります。

 

症状や診察所見によっては、超音波など別の検査が利用されることもあります。

 

超音波検査を使うこともある

 

整形外科などでは、腱や腱鞘周辺を確認するために超音波検査を行う場合があります。

 

超音波では、腱の動きを見ながら評価できることがあります。

 

ただし、全員に必要な検査ではありません。

 

医師が症状に応じて判断します。

 

MRIが必要な場合もある?

 

一般的な腱鞘炎で全員がMRIを受けるわけではありません。

 

・診断がはっきりしない

・別の組織の問題が疑われる

・症状が長く続く

 

などの場合に検討されることがあります。

 

必要性は医師が判断します。

 

腱鞘炎は何科へ行く?

 

手首や指の痛みが続く場合、一般的には整形外科が相談先になります。

 

手や指を専門的に診療する「手外科」を扱う医療機関もあります。

 

特に、

 

・指が引っかかる

・手首の親指側が強く痛む

・日常生活に支障がある

・長く改善しない

 

場合は、医療機関で確認してもらいましょう。

 

すぐ病院へ行った方がいい腱鞘炎のような症状

 

次のような場合には、単純な使いすぎと決めつけず医療機関での評価を優先してください。

 

・転倒や事故の後から強く痛む

・手首や指が大きく変形している

・強い腫れがある

・赤みや熱感が強い

・発熱を伴う

・傷の後から指が急に腫れた

・指が全く動かせない

・手や指に強いしびれがある

・指先の色が明らかに悪い

 

外傷や感染、神経・血流の問題などを確認する必要があります。

 

「使いすぎだから休めばいい」と決めつけない

 

腱鞘炎だと思って、

 

「しばらく休めば大丈夫」

 

と自己判断する方もいます。

 

軽い症状が負荷調整によって落ち着く場合はあります。

 

しかし、

 

・数週間経っても痛い

・徐々に悪くなる

・指が引っかかる

・仕事や家事に支障がある

 

場合には、一度整形外科へ相談してください。

 

腱鞘炎の原因を自分で特定することはできる?

 

「この作業をした後から痛い」

 

という場合には、負荷との関係を推測することはできます。

 

しかし、

 

原因を一つに確定することは難しい場合があります。

 

例えば育児中の手首痛でも、

 

・抱っこの量

・手の使い方

・出産前後の身体変化

・もともとの身体的背景

 

などが重なっている可能性があります。

 

「原因を完全に取り除かないと治らない」と考えなくていい

 

腱鞘炎について、

 

「原因を根本から全部取り除かないと治らない」

 

と言われることがあります。

 

しかし、仕事や育児など、生活上完全にやめることが難しい動作もあります。

 

その場合は、

 

負担をゼロにするのではなく、調整しながら回復を目指す

 

考え方も重要です。

 

仕事を完全に休めない場合

 

例えばデスクワークで手を使う必要がある場合、

 

・マウス操作を減らす

・ショートカットキーを利用する

・音声入力を使う

・作業を分ける

・休憩を入れる

 

など、負担を分散する方法があります。

 

「仕事を続けているから絶対に治らない」

 

とは限りません。

 

育児を休めない場合

 

育児では、

 

「手を一切使わないでください」

 

と言われても現実的ではありません。

 

そのため、

 

・抱き方を変える

・家族に一部を頼む

・抱っこひもを利用する

・手首だけで赤ちゃんを支えない

 

など、生活の中で負担を分散する方法を考えます。

 

「痛みの原因=身体の使い方が悪い」と責めない

 

腱鞘炎になると、

 

「私の使い方が悪いから」

 

と考えてしまう方もいます。

 

しかし、同じ作業をしていても症状が出る人と出ない人がいます。

 

また、妊娠・産後や糖尿病など身体的背景が関係するケースもあります。

 

そのため、腱鞘炎を本人の使い方だけの問題として責める必要はありません。

 

みどり整体米子院では腱鞘炎の原因を一つに決めつけません

 

腱鞘炎のような症状でご相談いただく方の中には、

 

「仕事でパソコンを使うから原因はそれですよね?」

「スマホの使いすぎでしょうか?」

「産後から痛いので抱っこの仕方が悪かったのでしょうか?」

 

という方もいらっしゃいます。

 

みどり整体米子院では、

 

・いつから痛いか

・どこが痛むか

・親指や指をどのように動かすと痛いか

・仕事でどのように手を使うか

・育児中か

・スポーツや趣味で手を使うか

・外傷がなかったか

・しびれがないか

・整形外科を受診しているか

 

などを確認します。

 

また必要に応じて、

 

・手首

・指

・前腕

・肘

 

など、腕全体の動きも確認します。

 

ただし、整体院では、

 

ドケルバン病、ばね指、骨折、関節リウマチなどを医学的に診断することはできません。

 

画像検査や薬の処方、注射なども行えません。

 

医学的な確認が必要と考えられる場合は整形外科などの受診をおすすめします。

 

「手首だけの問題」と決めつけない一方、全身の歪みだけにも結びつけない

 

手を使う動作には、

 

・指

・手首

・前腕

・肘

 

なども関わります。

 

そのため、手首だけでなく腕全体の使い方を見ることはあります。

 

一方で、

 

「骨盤の歪みが腱鞘炎の根本原因」

「背骨を矯正しないと手首が治らない」

 

といった一つの説明だけで腱鞘炎を考えることも適切ではありません。

 

症状が出ている手や指そのものの状態を確認することが基本です。

 

腱鞘炎の原因は「使いすぎ+身体的背景」を含めて考える

 

腱鞘炎では、

 

一つの原因を探すより、どのような要因が重なったかを見る

 

ことが重要です。

 

例えば産後のドケルバン病なら、

 

育児で手を使う量が増える

+

抱っこで親指・手首へ負荷がかかる

+

出産前後の身体的変化

 

など、複数の要素が関係している可能性があります。

 

また仕事中の腱鞘炎では、

 

長時間の反復作業

+

繁忙期で作業量が急増

+

休憩が少ない

 

という場合もあります。

 

原因を探す目的は「犯人探し」ではありません

 

腱鞘炎で、

 

「何が悪かったのか」

 

を追及しすぎる必要はありません。

 

原因を考える目的は、

 

今後どの負担を調整すると生活を続けやすいかを知ること

 

です。

 

パソコンを完全にやめる、育児をやめる、スマートフォンを一切触らない、といった極端な対応をする必要がない場合もあります。

 

まとめ|腱鞘炎の原因は「手の使いすぎ」だけではありません

 

今回は、腱鞘炎の原因について解説しました。

 

腱鞘炎では、腱と腱鞘周辺の滑りが悪くなったり、炎症や狭窄などが関係したりすることで、

 

・手首の痛み

・指の付け根の痛み

・指の引っかかり

・動かしにくさ

 

などが起こることがあります。

 

腱鞘炎に関係する要素としては、

 

・手や指の反復使用

・急激な作業量の増加

・パソコンやスマートフォン操作

・育児

・スポーツ

・楽器演奏

・手を多く使う仕事

・妊娠・出産前後

・中高年に伴う身体的変化

・糖尿病

・関節リウマチなどの炎症性疾患

 

などがあります。

 

しかし、

 

「使いすぎたから腱鞘炎になった」

「スマホが原因」

「姿勢が悪いから」

「前腕の筋肉が硬いから」

「骨盤が歪んでいるから」

 

と、一つだけを原因として決めつけることはできません。

 

特に、

 

・転倒後から手首が強く痛む

・指や手首が大きく腫れている

・赤みや熱感、発熱がある

・傷の後から指が急に腫れた

・強いしびれがある

・指先の色がおかしい

・指がほとんど動かせない

 

場合には、一般的な腱鞘炎だけとは限りません。

 

自己流のストレッチやマッサージで様子を見ず、整形外科など医療機関へ相談してください。

 

腱鞘炎の原因を考えるうえで大切なのは、

 

「何が悪かったのか」を一つに決めることではなく、

「どの作業で負担が増えたのか」

「急に手を使う量が変わっていないか」

「身体的な背景がないか」

 

を整理することです。

 

米子市で手首や指の痛みがあり、「腱鞘炎の原因がわからない」「仕事や育児で手を使わないわけにはいかない」「親指側の手首が痛くなってきた」とお悩みの方は、必要に応じて整形外科で状態を確認しながら、身体の動きについてはみどり整体米子院までお気軽にご相談ください。

みどり整体へのアクセス

TEL

みどり整体

院名みどり整体 米子院
住所〒683-0805
鳥取県米子市西福原1丁目1-43
アクセスJR富士見町駅から徒歩10分
駐車場駐車場完備
定休日日曜日・祝日
受付時間月火水木金土日祝
9:00~12:00 ● ● ● ● ● ● ー ー
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▲水曜午後は休診の場合あり

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