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肩こりの原因は何?首・肩が重くなる理由
「肩こりの原因は姿勢?」
「デスクワークをしているから肩がこる?」
「肩甲骨が硬いのが原因?」
「マッサージしてもすぐ戻るのはなぜ?」
首から肩にかけて、
・重い
・張る
・だるい
・ガチガチに感じる
・動かしたくなる
といった不快感を感じる方は少なくありません。
いわゆる「肩こり」は非常に身近な症状ですが、
「この一つが肩こりの原因です」
と簡単に決められるものではありません。
肩こりには、
・長時間同じ姿勢を続ける
・パソコンやスマートフォンを長く使う
・首や肩周辺の筋肉が疲れる
・身体を動かす機会が少ない
・目を長時間使う
・睡眠不足
・ストレスや緊張
・首や肩の病気
など、さまざまな要素が関係することがあります。
今回は米子市のみどり整体米子院が、肩こりの原因について、よくある生活習慣から病院で確認したい症状まで詳しく解説します。
そもそも肩こりとは?
一般的に「肩こり」と呼ばれる症状では、
・首の付け根
・肩の上
・肩甲骨周辺
・後頭部
などに、
重さ・張り・だるさ・痛み
を感じます。
ただし「肩こり」は、必ずしも一つの病気を指す医学的な診断名ではありません。
人によって、
「首こり」
「背中が張る」
「肩甲骨の内側が痛い」
など、感じ方や場所も異なります。
肩こりの原因は一つではありません
肩がこると、
「姿勢が悪いから」
「血流が悪いから」
「肩甲骨が固まっているから」
と説明されることがあります。
こうした要素が関係する場合はありますが、肩こりは通常、
複数の要因が重なって起こる
と考えた方が自然です。
例えば、
長時間のパソコン作業
+
運動不足
+
繁忙期のストレス
+
睡眠不足
というように、いくつかの条件が重なることで症状が強くなる場合があります。
肩こりの原因① 長時間同じ姿勢を続ける
肩こりで非常に多いのが、
長時間ほとんど姿勢を変えないこと
です。
例えば、
・デスクワーク
・運転
・スマートフォン
・読書
・手芸
などでは、首や肩を同じ位置に保つ時間が長くなります。
筋肉は身体を動かすだけでなく、姿勢を維持するためにも働いています。
そのため、同じ姿勢を長く続ければ、首や肩周辺へ疲労感が出ることがあります。
「悪い姿勢」より「同じ姿勢」が問題になることも
肩こりでは、
「猫背が原因」
と言われることがあります。
確かに、姿勢によって首や肩にかかる負担が変化することはあります。
しかし、
猫背の人が全員肩こりになるわけではありません。
反対に、見た目では姿勢が良くても肩こりが強い方もいます。
一つの理想的な姿勢を長時間保つことよりも、
ときどき姿勢を変えること
の方が大切な場合があります。
背筋を伸ばし続けると肩がこることもある
「正しい姿勢にしよう」
と意識しすぎて、
・胸を張る
・肩甲骨を寄せる
・お腹に力を入れる
状態を何時間も続けている方がいます。
この姿勢でも筋肉は働き続けます。
そのため、
「姿勢を良くしようと頑張ったら逆に肩が疲れた」
ということもあります。
姿勢は固定するものではなく、変えながら使うものと考えましょう。
肩こりの原因② デスクワーク
パソコン作業では、
・モニターを見る
・キーボードを打つ
・マウスを操作する
という動作を長時間繰り返します。
特に、
・頭が前へ出る
・腕を前に出し続ける
・肩を少し上げたまま作業する
状態になると、首や肩周辺が疲れやすくなることがあります。
モニターが低すぎる場合
ノートパソコンなどでは画面が低く、
長時間下を向いた姿勢になりやすいことがあります。
すると、
「夕方になると首の後ろが重い」
と感じる方もいます。
必要に応じて、
・外付けモニター
・パソコンスタンド
・外付けキーボード
などを利用し、画面を見る位置を調整する方法があります。
モニターが高すぎても楽とは限りません
「首を下げないために高くしよう」
と画面を上げすぎると、今度は首を反らし続ける場合があります。
高さは、
自然に画面を見られる位置
を探すことが大切です。
決まった一つの角度が全員に合うわけではありません。
肩こりの原因③ マウス操作
マウスが身体から遠い位置にあると、
腕を前へ伸ばした状態が続く場合があります。
また、
「マウスを落とさないように」
と強く握っている方もいます。
すると、
・前腕
・肩
・首
へ余計な力が入りやすくなります。
肘を浮かせ続けていないか
デスクワーク中に肘がどこにも支えられていないと、腕の重さを肩周辺で支え続けることがあります。
・デスク
・アームレスト
などを利用し、前腕や肘を支えられると楽な場合があります。
肩こりの原因④ スマートフォン
スマートフォンを長時間使用すると、
・下を向く
・肘を曲げる
・腕を身体の前に置く
姿勢が続きます。
その結果、
「スマホを見た後に首が重い」
と感じる方もいます。
ただし、
スマートフォンを使うこと自体が肩こりの唯一の原因
とは言えません。
使用時間や姿勢、休憩の有無などを含めて考えます。
「スマホ首」という言葉だけで判断しない
インターネットでは、
「スマホ首」
「ストレートネック」
という言葉をよく見かけます。
確かにスマートフォン使用時に首が前へ出ることはあります。
しかし、
首が前に出ているから必ず肩こりになる
とは限りません。
また、一時的な姿勢と骨の形そのものは分けて考える必要があります。
肩こりの原因⑤ ストレートネック?
レントゲンで、
「首のカーブが少ないですね」
と言われることがあります。
これを一般に「ストレートネック」と呼ぶことがあります。
しかし、首のカーブが少ないからといって、必ず肩こりが起こるとは限りません。
また、
ストレートネックが肩こりの唯一の原因
とも言えません。
画像上の形だけでなく、実際の症状や身体の使い方を確認する必要があります。
ストレートネックを「矯正」しないと治らない?
首の形を見て、
「骨を元のカーブへ戻さないと肩こりは治らない」
と説明されることがあります。
しかし、成人の骨格には個人差があります。
手技によって一回で首の骨格を理想形へ作り替えるような考え方には注意しましょう。
大切なのは、
・痛み
・動き
・生活への影響
がどう変化するかです。
肩こりの原因⑥ 首や肩の筋肉の疲労
首から肩には、
・僧帽筋
・肩甲挙筋
・頚部の深部筋
・肩甲骨周辺の筋肉
など、多くの筋肉があります。
これらは、
・頭を支える
・肩甲骨を動かす
・首を動かす
ために働きます。
長時間同じ姿勢や作業が続けば、疲労感や張りにつながる場合があります。
筋肉が硬いから肩こりになる?
筋肉が硬く感じる方は多くいます。
しかし、
硬さが原因なのか、肩こりの結果なのか
を簡単に分けることはできません。
肩がつらいから無意識に力を入れて、結果として硬くなっている場合もあります。
そのため、
「硬い場所を強く揉めば原因がなくなる」
とは限りません。
肩こりの原因⑦ 肩をすくめる癖
緊張していると、
・肩を上げる
・首をすくめる
姿勢になることがあります。
パソコン作業でも、机や椅子の高さが合わず肩を上げた状態が続く場合があります。
このような状態では肩周辺の筋肉が働き続けるため、疲労感につながることがあります。
無意識に肩へ力が入っている場合
「肩の力を抜いてください」
と言われて初めて、
「ずっと力が入っていた」
と気づく方もいます。
特に、
・集中している
・緊張している
・寒い
ときには力が入りやすくなります。
一度大きく息を吐き、肩の位置を確認してみるのもよいでしょう。
肩こりの原因⑧ 運動不足
日常的に身体を動かす機会が少ないと、
・長時間座る
・同じ姿勢が増える
・身体全体を動かす機会が減る
ため、肩こりを感じやすくなる方がいます。
ただし、
運動不足だけが肩こりの原因
というわけではありません。
運動習慣がある人にも肩こりは起こります。
「筋肉が弱いから肩こり」は単純ではない
肩こりになると、
「筋力不足ですね」
と言われることがあります。
筋力や持久力が関係する場合はありますが、
肩こり=筋肉が弱い
とは限りません。
痛みが強い時期に、いきなり重いダンベルで肩を鍛える必要もありません。
肩こりの原因⑨ 運動のしすぎ
反対に、運動をしすぎて肩周辺が疲労することもあります。
例えば、
・筋トレ
・水泳
・テニス
・バドミントン
・ゴルフ
などです。
特に練習量を急に増やした後では、肩や首周辺に張りを感じる場合があります。
肩こりの原因⑩ 目を長時間使う
パソコンやスマートフォンを長く使っている方では、
「目が疲れると肩もこる」
と感じることがあります。
画面を見続ける作業では、
・まばたきが減る
・画面に集中する
・首や肩を動かさなくなる
といったことが起こります。
そのため、いわゆる眼精疲労と肩こりが同時に出ることがあります。
目が悪いから肩こりになる?
視力が合っていない眼鏡やコンタクトレンズで、
・画面へ顔を近づける
・目を細める
状態が続くと、首や肩の姿勢にも影響する可能性があります。
見えにくさが続く場合は、眼科や眼鏡店などで確認することも一つです。
肩こりの原因⑪ 歯の食いしばり・あご周辺の緊張
仕事に集中していると、
「無意識に歯を食いしばっている」
方がいます。
あご周辺の筋肉と首周辺の筋肉は近いため、強く噛みしめる習慣が首肩の緊張感と一緒にみられることがあります。
ただし、
食いしばりだけが肩こりの原因
と決めつけることはできません。
朝起きるとあごと肩が疲れている場合
睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが疑われる場合、
・歯がすり減っている
・あごが疲れる
・起床時に顎関節周辺がだるい
などがみられることがあります。
気になる場合は歯科で相談しましょう。
肩こりの原因⑫ ストレス・緊張
ストレスが続くと、
・肩へ力が入る
・呼吸が浅く感じる
・睡眠の質が低下する
ことがあります。
その結果、首や肩周辺の張りや痛みを感じる方もいます。
しかし、
肩こりはストレスのせいだから気にしなければ治る
という意味ではありません。
身体と生活の両方を見ていくことが大切です。
ストレス性肩こり=気のせいではありません
痛みや不快感は、
・筋肉や関節
・神経系
・睡眠
・心理的緊張
などの影響を受けます。
精神的な負担が関係しているからといって、症状が存在しないわけではありません。
肩こりの原因⑬ 睡眠不足
睡眠が十分に取れていないと、
・疲労感
・痛みへの敏感さ
・集中力低下
などにつながる場合があります。
肩こりが強いと眠りにくくなり、
肩がつらい
↓
眠れない
↓
疲れる
↓
さらに肩がつらく感じる
という悪循環になることもあります。
枕が肩こりの原因?
「肩こりは枕が合っていないから」
と思う方も多いと思います。
枕の高さや形で、
「こちらの方が楽」
という違いはあります。
しかし、
肩こりの原因を枕だけに求めることはできません。
高額な枕へ交換すれば必ず改善するというものでもありません。
枕なしで寝た方がいい?
枕の必要性や高さには個人差があります。
首の形や寝姿勢、マットレスなどによっても変わります。
「肩こりには枕なしが正解」
という一つの答えはありません。
楽に眠れて、朝に強い首痛が出ない環境を探しましょう。
肩こりの原因⑭ 冷え
寒い季節になると、
「肩に力が入ってこる」
と感じる方がいます。
寒さを感じると身体をすくめたり、活動量が減ったりすることがあります。
そのため、症状が強く感じられる場合はあります。
ただし、
冷えだけで肩こりになる
とは言えません。
米子市の冬に肩がこりやすい場合
米子市でも冬場は気温が下がり、外で身体を動かす機会が減る方もいると思います。
寒い日は、
・防寒する
・室内でも適度に身体を動かす
・長時間同じ姿勢を続けない
ことを意識しましょう。
肩こりの原因⑮ 長時間の運転
米子市では、通勤や買い物などで日常的に車を使う方も多いと思います。
運転では、
・ハンドルを握る
・前方を見る
・身体を同じ位置に保つ
時間が長くなります。
長距離運転後に、
「首から肩がガチガチ」
と感じる方もいます。
ハンドルが遠すぎると肩が疲れやすいことがある
シートが後ろすぎると、腕を前へ伸ばした状態が続く場合があります。
反対に近すぎると操作しにくくなります。
・肘に少し余裕がある
・背もたれを使える
・安全に操作できる
位置を探しましょう。
長距離運転では休憩を
運転中は「肩を動かそう」と無理に体操することはできません。
安全な場所で休憩し、
・車から降りる
・少し歩く
・肩や腕を動かす
ことで姿勢を変える時間を作りましょう。
肩こりの原因⑯ 家事
家事でも、
・調理
・洗濯
・掃除
・アイロン
・裁縫
などで首や肩を使います。
特に下を向く作業や腕を前に出し続ける作業が長いと、肩の疲れを感じることがあります。
台所の高さが合わない場合
調理台が低すぎると前かがみになりやすく、高すぎると肩が上がりやすくなります。
住宅設備をすぐ変更するのは難しいため、
・作業を分ける
・一度身体を起こす
・同じ作業を続けすぎない
といった工夫も大切です。
肩こりの原因⑰ 育児
育児では、
・抱っこ
・授乳
・おむつ交換
・寝かしつけ
などで身体を同じ姿勢に保つ時間が長くなることがあります。
さらに睡眠不足も重なり、
「出産後から肩こりがひどくなった」
という方もいます。
抱っこで肩をすくめ続けていないか
赤ちゃんを落とさないように、
・肩をすくめる
・腕へ力を入れる
・身体の前で抱え続ける
ことがあります。
抱っこひもなどを利用し、負担を分散することも一つです。
肩こりの原因⑱ 仕事での細かい作業
美容師、歯科関係、製造業、介護職など、
・手元を見る
・腕を上げる
・細かい作業を続ける
仕事では首や肩へ負担を感じることがあります。
「姿勢が悪いから」と責めるより、
仕事上同じ姿勢を続けざるを得ない環境
にも目を向けることが大切です。
肩こりの原因⑲ 頭痛と一緒に起こることがある
肩こりが強い方では、頭痛も一緒に感じることがあります。
特に緊張型頭痛では、
・頭を締め付けるような痛み
・首や肩のこり
が伴うことがあります。
ただし、頭痛にはさまざまな種類があります。
肩がこっているから全部「肩こり頭痛」とは限らない
頭痛には、
・片頭痛
・緊張型頭痛
・その他の頭痛
などがあります。
「肩がこっているから肩を揉めば頭痛が治る」
と決めつけないようにしましょう。
突然の激しい頭痛などは医療機関での評価が必要です。
肩こりの原因⑳ 首の病気
「いつもの肩こり」
と思っていても、首の問題が関係している場合があります。
例えば、
・頚椎症
・頚椎椎間板ヘルニア
・神経根の問題
などです。
この場合、肩こりだけでなく、
・腕の痛み
・手のしびれ
・筋力低下
などが出ることがあります。
手や指がしびれる場合は肩こりだけと考えない
肩こりだけで、
・指先がしびれる
・手の感覚が鈍い
・握力が低下する
といった症状が強く出るとは限りません。
首や末梢神経などの問題を確認する必要があります。
このような症状が続く場合は整形外科へ相談しましょう。
箸やボタン操作が急にしにくくなった場合
首の神経や脊髄の問題では、
・箸を使いにくい
・ボタンを留めにくい
・字を書きにくい
など、手先の細かい動作に変化が出る場合があります。
単なる肩こりとして長く様子を見ないようにしましょう。
歩きにくさも一緒にある場合
首の問題によっては、
・足がもつれる
・歩きにくい
・階段が不安定
などの症状が出ることがあります。
肩こりと手足の症状が同時にある場合は、医療機関での評価が重要です。
肩こりと五十肩は違う?
肩こりと五十肩は同じものではありません。
肩こりでは主に、
・首から肩の張り
・重さ
・疲労感
などを感じます。
一方、五十肩・凍結肩では、
肩関節そのものの動きが大きく制限される
場合があります。
腕が上がらない場合は「肩こり」で済ませない
例えば、
・腕を頭まで上げられない
・背中へ手を回せない
・夜中に肩がズキズキする
場合には、一般的な肩こりだけではない可能性があります。
五十肩や腱板など、肩関節の問題を確認することがあります。
肩こりと腱板損傷
腱板の問題でも、
「肩周辺が重い」
と感じることがあります。
特に、
・腕を上げると痛い
・夜間痛がある
・腕へ力が入りにくい
場合には、単なる肩こりと自己判断しないことが大切です。
肩こりの原因㉑ 内科的な病気
頻度は高くありませんが、肩周辺の痛みや重さが必ず筋肉・関節由来とは限りません。
例えば、
・心臓
・肺
・その他の内臓
から肩周辺へ痛みを感じる場合があります。
胸痛と肩の痛みがある場合
特に、
・胸の圧迫感
・息苦しさ
・冷や汗
・吐き気
・左肩や腕に広がる痛み
などがある場合は、
「肩こりがひどくなった」
としてマッサージで様子を見ないようにしてください。
速やかな医療評価が必要になることがあります。
呼吸すると肩や背中が痛む場合
肩や背中の痛みに、
・息苦しさ
・発熱
・咳
などを伴う場合には、筋肉性の肩こりだけではない可能性があります。
症状によっては内科などへの相談が必要です。
肩こりで発熱する?
一般的な肩こりだけで高い発熱が出るとは考えにくいです。
肩や首の痛みに、
・発熱
・強い倦怠感
・腫れ
・赤み
などがある場合には、別の病気を確認する必要があります。
肩こりは血流が悪いから起こる?
肩こりについて、
「血流が悪いから肩がこる」
という説明を聞くことがあります。
筋肉を長時間使い続けることで局所の循環や代謝環境が変化する可能性はあります。
しかし、
肩こりのすべてを「血流不足」だけで説明することはできません。
「血流を良くすれば必ず治る」という一つの説明に偏らないようにしましょう。
温めれば肩こりの原因がなくなる?
温めると、
「肩が楽」
「動かしやすい」
と感じる方はいます。
しかし、温熱によって姿勢や仕事環境、睡眠不足などすべての背景が解消するわけではありません。
温めることは、症状を楽にする一つの方法として考えましょう。
肩こりの原因は肩甲骨?
「肩甲骨が固まっている」
と言われた経験がある方もいると思います。
肩甲骨は、
・腕を上げる
・前後へ動く
・身体を支える
際に動きます。
しかし、
肩甲骨が硬いことだけが肩こりの原因ではありません。
「肩甲骨が背中に張り付いている」は医学的にどう考える?
「肩甲骨はがし」という言葉がよく使われます。
肩甲骨周辺の筋肉へ施術を行い、動かしやすく感じる方はいます。
しかし、一般的な肩こりで、
肩甲骨が本当に背中へ癒着しているから肩こりが起こる
と考える必要はありません。
肩甲骨を寄せれば肩こりは治る?
肩甲骨を寄せる運動をすると気持ちよく感じる方はいます。
しかし、
「肩甲骨を常に寄せ続ける」
必要はありません。
寄せ続ければ、今度はその筋肉が疲れる可能性があります。
肩甲骨もさまざまな方向へ自然に動くことが大切です。
巻き肩が肩こりの原因?
肩が前に出て見える姿勢を「巻き肩」と呼ぶことがあります。
見た目の肩の位置と肩こりが関連する場合はありますが、
巻き肩の人が必ず肩こりになるわけではありません。
また、肩こりがあるために身体を丸めている場合もあります。
骨盤の歪みが肩こりの原因?
肩から離れた骨盤を、
「肩こりの根本原因」
として説明する場合があります。
身体全体の姿勢や動きを確認することはありますが、
骨盤の左右差だけで肩こりを説明することはできません。
「骨盤を戻さないと肩こりが治らない」と考える必要はありません。
脚の長さの違いが肩こりの原因?
身体には左右差があります。
わずかな脚長差や肩の高さの違いだけで、
「これが肩こりの原因」
と断定することはできません。
身体を完全左右対称にすることが肩こり改善の必須条件でもありません。
肩こりが左右どちらかだけに出る理由
肩こりは、
・両側
・右だけ
・左だけ
など、さまざまな出方をします。
片側に出る背景として、
・マウス操作
・バッグを持つ側
・育児
・利き手
などが関係する場合があります。
ただし、左右差だけで原因を確定することはできません。
バッグを片側で持つと肩こりになる?
毎日重いバッグを同じ肩にかけていると、その側が疲れることはあります。
しかし、
片側でバッグを持つことだけが肩こりの原因
とは限りません。
重いと感じる場合は、
・荷物を減らす
・左右を変える
・リュックを使う
なども選択肢です。
肩こりと呼吸の関係
緊張時には呼吸が浅く感じられ、首周辺の筋肉へ力が入りやすくなることがあります。
また、長時間前かがみで作業していると、
「深く息を吸いにくい」
と感じる方もいます。
呼吸を整えることで肩の力を抜きやすくなる場合がありますが、
呼吸法だけで全ての肩こりが改善する
とは限りません。
深呼吸で治らないから重症というわけではない
セルフケアとして深呼吸を試しても、すぐ肩こりがなくならないことがあります。
肩こりには複数の背景があるため、ひとつの方法で変化しなくても珍しくありません。
マッサージしても肩こりが戻るのはなぜ?
マッサージ後に、
「その日は楽だけど次の日には戻る」
という方がいます。
これは、
・長時間のデスクワーク
・睡眠不足
・作業環境
・身体活動の少なさ
など、日常生活での負荷がそのまま続いている可能性があります。
また、マッサージによる一時的な心地よさと、症状の背景そのものは分けて考える必要があります。
「戻る=骨がまたズレた」ではありません
施術後に再び肩が重くなると、
「元の位置に戻った」
と思う方もいます。
しかし、
肩こりが再発した=骨がズレた
とは限りません。
筋肉の疲労、作業時間、ストレスなどさまざまな影響を受けます。
毎日揉まないと肩こりがひどくなる?
マッサージが好きで利用することはあります。
しかし、
毎日揉まなければ肩こりが悪化する
というものではありません。
強く揉み続けることで、押された部分そのものが痛くなる場合もあります。
肩こりがあるときに強く押せば原因が分かる?
肩を押して、
「ここが一番痛いからここが原因」
と考える方もいます。
しかし、押して痛い場所が必ず原因とは限りません。
筋肉が敏感になっていたり、痛みをかばって緊張していたりする場合もあります。
ゴリゴリしたものは老廃物?
肩を触ると、
「ゴリゴリしたものがある」
と感じる場合があります。
これを、
「老廃物がたまっている」
と説明されることがありますが、触った感覚だけで老廃物の蓄積を医学的に判断することはできません。
強く潰したり流したりする必要もありません。
肩こりの「老廃物を流す」とは?
身体には血液やリンパの循環があります。
しかし、
「肩に毒素がたまっていて、それを揉んで流す」
というような単純な説明には注意が必要です。
肩こりは複数の要素によって起こる症状です。
年齢と肩こり
年齢とともに、
・仕事
・運動量
・睡眠
・身体機能
などが変化するため、肩こりの感じ方も変わる場合があります。
しかし、
「年齢だから肩がこるのは仕方ない」
と諦める必要はありません。
生活の中で調整できる要素はあります。
若い人でも肩こりになる?
学生や若い社会人でも肩こりはあります。
特に、
・勉強
・スマートフォン
・ゲーム
・パソコン
などで長時間同じ姿勢になる場合があります。
年齢だけで肩こりの有無を判断することはできません。
子どもの肩こりは?
子どもでも、
「首が重い」
「肩が痛い」
と訴えることがあります。
長時間の勉強やゲームなどが関係する場合もあります。
ただし、強い痛みや発熱、外傷後などの場合には、小児科や整形外科での確認が必要です。
肩こりが何年も続く原因
慢性的な肩こりでは、
・長時間同じ姿勢
・運動量
・睡眠
・ストレス
・痛みへの意識
など複数の要素が影響することがあります。
長期間続いているからといって、
首や肩が壊れ続けている
とは限りません。
慢性化すると刺激に敏感になる場合もある
痛みや不快感が長く続くと、神経系が刺激に敏感になっている場合があります。
すると、
以前なら気にならなかった作業でも、
「すぐ肩がつらい」
と感じることがあります。
この場合も、
「もっと強く揉まないと」
ではなく、生活や身体活動を含めて考える必要があります。
肩こりがひどくなる時間帯にもヒントがあります
例えば、
朝
→比較的楽
夕方
→強くなる
なら、日中の仕事や姿勢が関係している可能性があります。
反対に、
朝起きた直後
→特につらい
場合には、睡眠や寝姿勢などを確認することがあります。
ただし時間帯だけで原因を決めることはできません。
休日だけ肩こりが楽になる場合
平日は肩こりが強く、休日は楽になるのであれば、
・デスクワーク
・運転
・仕事中の緊張
などが関係している可能性があります。
このように、
どの場面で増減するか
を見ることは原因を考えるヒントになります。
反対に休日の方が肩こりがひどい場合
休日に、
・長時間スマホを見る
・ゲームをする
・ソファで同じ姿勢を続ける
ことで肩がつらくなる場合もあります。
「仕事がないから肩こりもない」とは限りません。
肩こりの原因を自分で見つけるポイント
肩こりの背景を考えるときは、
「姿勢が悪いか?」
だけでなく、
・何時頃つらくなるか
・どんな作業の後に増えるか
・休日はどうか
・睡眠は取れているか
・運動する日はどうか
・手のしびれはないか
などを確認してみましょう。
「肩こりチェック」で病気を診断することはできません
インターネットには、
「肩こり原因チェック」
などがあります。
生活習慣を振り返るきっかけにはなりますが、
セルフチェックだけで頚椎疾患などを除外することはできません。
症状が強い場合には医療機関へ相談しましょう。
肩こりは何科に行けばいい?
肩こりが長く続き、
・首の痛みが強い
・腕や手がしびれる
・筋力が低下している
場合には、まず整形外科が相談先の一つです。
頭痛が中心の場合や、他の症状がある場合には別の診療科が必要になることもあります。
肩こりで病院へ相談したいケース
次のような場合には、一般的な肩こりだけと自己判断せず医療機関への相談を検討してください。
・首や肩を強く痛める外傷があった
・手や指へしびれが続く
・腕へ力が入りにくい
・手先の細かい作業が急に難しくなった
・歩きにくさがある
・強い頭痛を伴う
・発熱を伴う
・腕が大きく上がらない
・夜間に強い肩痛が続く
突然の強い頭痛を伴う場合
肩こりがある方は、
「また肩こりからの頭痛だろう」
と思うことがあります。
しかし、
・突然これまでにない激しい頭痛
・意識の異常
・手足の麻痺
・言葉が出にくい
などがある場合は、一般的な肩こりとして様子を見ないでください。
速やかな医療評価が必要です。
胸痛・息苦しさを伴う肩の痛み
肩こりのように感じても、
・胸の圧迫感
・息苦しさ
・冷や汗
・吐き気
などを伴う場合には、心臓など肩以外の問題が関係する可能性があります。
マッサージや整体で様子を見るのではなく、医療機関への相談を優先してください。
みどり整体米子院では「肩こりの原因」を一つに決めつけません
肩こりでご相談いただく方の中には、
「猫背が原因ですか?」
「肩甲骨が硬いからですか?」
「骨盤が歪んでいるから肩がこるんですか?」
という方もいらっしゃいます。
みどり整体米子院では、
・いつ肩こりが強くなるか
・仕事でどんな姿勢が多いか
・パソコンやスマホをどの程度使うか
・長時間運転するか
・睡眠はどうか
・頭痛があるか
・腕や手のしびれがないか
・肩関節の動きが制限されていないか
などを確認します。
必要に応じて、
・首
・肩
・肩甲骨
・背中
・肩関節
などの動きも確認します。
肩こりだから「肩だけ揉む」とは限りません
肩こりでは首や肩周辺がつらく感じます。
しかし身体の動きを確認すると、
・背中
・肩甲骨
・肩関節
などの動きも関連している場合があります。
そのため、肩だけに強い刺激を加えるのではなく、身体全体の動きを見ることがあります。
ただし全身の「歪み」を原因と決めつけません
全身を見ることと、
「骨盤の歪みが肩こりの根本原因」
と決めることは別です。
身体には自然な左右差があります。
完全に左右対称へ戻すことを施術目標にはしません。
整体院では医学的な診断はできません
整体院では、
・頚椎椎間板ヘルニア
・頚椎症
・神経障害
・心疾患
などを医学的に診断することはできません。
また、
・レントゲン
・MRI
・薬の処方
も行えません。
医療的な評価が必要と考えられる場合は、整形外科などへの受診をおすすめします。
肩こりの原因を探す目的は「悪い場所を一つ見つけること」ではありません
肩こりがあると、
「結局どこが悪いんですか?」
と原因を一つ知りたくなると思います。
しかし肩こりでは、
一か所の悪い部分を探すことより、どんな状況で症状が増えているのかを整理すること
が役立つ場合があります。
例えば、
パソコンを2時間続ける
↓
肩が重くなる
途中で立つ
↓
少し楽
長距離運転
↓
首までつらくなる
休憩して歩く
↓
楽
というように、症状が変わる条件を見ることで日常生活の改善点が見つかることがあります。
「根本原因」が見つからなくても肩こりへ対応できる
肩こりでは、
「根本原因を完全に特定しないと改善できない」
と考える必要はありません。
例えば、
・作業環境を調整する
・姿勢を変える回数を増やす
・適度に身体を動かす
・睡眠を整える
・ストレス管理をする
など、複数の方向から取り組むことができます。
肩こりは「肩の使いすぎ」だけでも「使わなさすぎ」だけでもない
肩こりでは、
「仕事で使いすぎている」
方もいれば、
「座っているだけでほとんど動かさない」
方もいます。
つまり大切なのは、
単純な使用量ではなく、負荷と休息のバランス
です。
使い続けても疲れますし、ほとんど動かさない状態でも重さを感じることがあります。
まとめ|肩こりの原因は「姿勢」や「肩甲骨」だけではありません
今回は、肩こりの原因について解説しました。
肩こりには、
・長時間同じ姿勢を続ける
・デスクワーク
・スマートフォン
・長時間の運転
・首や肩周辺の筋肉の疲労
・目を長時間使う
・運動量の変化
・育児や家事
・睡眠不足
・ストレスや緊張
など、さまざまな要素が関係することがあります。
一方で、
「猫背だから」
「ストレートネックだから」
「肩甲骨が張り付いているから」
「骨盤が歪んでいるから」
「血流が悪いから」
と、一つだけを肩こりの原因と決めつけることはできません。
肩こりの背景を考えるときは、
いつつらくなるのか
どんな作業で悪化するのか
休憩するとどう変わるのか
睡眠は取れているのか
腕や手のしびれがないか
などを整理することが大切です。
また、
・手や指のしびれ
・腕の明らかな筋力低下
・手先が急に使いにくくなった
・歩行の異常
・突然の激しい頭痛
・発熱
・胸痛や息苦しさ
・腕が大きく上がらない
などがある場合には、一般的な肩こりだけとは限りません。
セルフケアや整体だけで長く様子を見ず、医療機関へ相談してください。
米子市で「肩こりの原因が分からない」「デスクワークをすると首から肩が重くなる」「マッサージをしてもすぐ戻る」とお悩みの方は、必要に応じて医療機関で状態を確認しながら、身体の動きについてはみどり整体米子院までお気軽にご相談ください。
みどり整体へのアクセス
| 院名 | みどり整体 米子院 |
|---|---|
| 住所 | 〒683-0805 鳥取県米子市西福原1丁目1-43 |
| アクセス | JR富士見町駅から徒歩10分 |
| 駐車場 | 駐車場完備 |
| 定休日 | 日曜日・祝日 |
| 受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ー | ー |
| 14:00~19:00 | ● | ● | ▲ | ● | ● | ● | ー | ー |
▲水曜午後は休診の場合あり









